有安杏果 再興戦略 ~ZOC加入~

概要

有安杏果さんは2018年1月にももいろクローバーZを卒業し、2019年1月からソロアーティストとして活動している。しかし、活動は順調とは言い難く、ライブへの動員も芳しくない。

その原因としては、様々な要因が挙げられているが大まかに
・アーティストとしての実力不足
・演出面やプロデュース力の弱さ
・有安さんのプライベートに関する問題、それに伴う心証の悪さ
・運営

などが挙げられている。

上記のnoteは非常に優れており、15000文字越えの膨大な情報量と熱量によって有安杏果という人物について掘り下げ、彼女の現状の問題点を洗い出している。また、問題点を洗い出すことで現状を打破するソリューションを提示することを目指している。しかしながら、

問題点を指摘はしたものの、ここに至っては筆者も有安が挽回できるクリティカルなソリューションを提示することは難しい。が、本稿でもメモ的に言及はしてきたし、問題点が明らかになれば今後も対処も取りやすいので、まずは「何が問題か」を大枠でも認識できていれば筆者の目的の一部でも達成されたと考える。

とされており、ソリューションについて十分な議論はなされていない。本稿では、有安杏果がその能力を十分に発揮するためのソリューションとして、アイドルグループ ZOC へ加入することを提案する

ZOCとは

ZOCは大森靖子を中心として2018年に結成されたアイドルグループである。メンバーは元ひきこもり・元ヤンキー・少年院あがりなど、アングラ・アウトローを広く受け入れている。また、元生ハムと焼うどんの 西井万理那や、ハロプロはアンジュルムの福田花音( 巫 まろ)なども参加している。大森靖子は元々ソロのシンガーソングライターであり、共犯者(プロデューサー兼メンバー兼同士)である。

なぜZOC加入か

理由としては上述の不調の原因のうち3つを高い水準で突破することが出来る点にある。

・アーティストとしての実力不足
まず、「アーティスト」という枠組みで戦うこと自体が宝の持ち腐れである感じられる。有安杏果のアイドルとしてのパフォーマンスの高さはアイドル業界では広く認められるところである。ただ、これは持論だが、アイドルのパフォーマンスとは「歌」「ダンス」「ルックス」「キャラクター」を使ったなんでもありの総合格闘技のようなものであって、単に歌唱力や楽器の演奏力で抜きんでる才があるかと問われると難しい。有安杏果の能力を最大限に活かす場はやはりアイドルではないか。


・演出面やプロデュース力の弱さ
有安はソロ活動において作詞作曲やライブ演出など、可能な限り自身で行っているが、目新しさはないし、魅力を引き出す何かはない。そもそも私の認知では有安は自分の魅力を積極的に押し出す行為そのものが苦手な人物で、プロデューサー性は乏しい。やはり、誰かに演出されることでこそ彼女の特異なパーソナリティが面白みをもって見ている者を惹きつけるのだと思う。(それが本人の本意でなかったとしても)


・有安さんのプライベートに関する問題、それに伴う心証の悪さ
上の2つでは「誰かがプロデュースしたアイドルをやった方が良いですね」ということを主張しているにすぎず、ZOCである必要性・必然性はない。しかし、この問題を解決するのにZOCほど優れた団体はないだろう。まずもって実績がある。元ひきこもり・元ヤンキー・少年院あがりを平然と受け入れる多様性と寛容さ、旧態依然のアイドルが求める「清純さ」とか「純真さ」とかそういう類の概念から著しく遠い位置にいる。ある曲のPVでは冒頭からタバコを吸い、ある曲の歌詞はアイドルの恋愛について語っている。

さらに、別のアイドルグループを脱退したメンバーを加入させるという、割とタブーっぽいことも平然とやってのける。私は個人的に「アイドル界の最終処分場」とよんでいる。(まあ、地下アイドルレベルだとめちゃくちゃ多いけど)
要するに有安杏果をそのイメージや経歴で以て拒む理由など全くないのである。経歴がヤバければヤバいほど面白いと思っている節さえある。ファンも運営も。

時期

では話を一段階進めて、具体的にいつ加入すればいいのか考える。それは「TOKYO IDOL FESTIVAL オンライン 2020」(以下、TIF)の最終日(10/4)である。

ももクロとしては2010年の第1回「TOKYO IDOL FESTIVAL」以来10年振りの出演となる。この当時の動画は非常に有名で、この動画がきっかけでファンになったという初期のファンも少なくない。

当然ももクロのファンの注目度も高く、多くのファンが鑑賞するだろう。

その少し前にZOCの出番がある。ここにぶち込む。

インパクトの話だけであれば、アイドル史の中でも最高レベルのサプライズになるだろう。

芸名を「コジマ杏果」とかにして加入すれば完璧である。

前触れもなく突然に巫 まろ が加入した前例もある。やる気さえあれば実現可能なソリューションと言える。

問題点

問題点としては、
・ZOC自体の運営の不安定さ
・大森靖子に対する忠誠心

が挙げられる。

まずZOC自体の運営の不安定さであるが、直近一年以内にメンバーが2名脱退している。一人は、未成年飲酒で卒業。もう一人は少年院上がりのメンバーで事務所が

弊社のマネジメント理念に沿ったコンプライアンスに支障をきたす可能性が発覚した。

と発表しグループを卒業。

更に、元生ハムと焼うどんのメンバーは不倫騒動があり、またグループとしてのZOC自体も事務所との業務提携を終了するなど、不安定なことこの上ない。

別の角度の問題としては大森靖子に対する忠誠心がある。現存するメンバーは大森靖子への高いリスペクトを持っており、その求心力でもって(ギリギリ)グループとしての形が保てている。そういった大森靖子への畏敬の念が有安にあるかとなると・・・おそらくない。少なくともそういった情報は全く知られていない。ここが最大のネックになっている。

結論

有安杏果の能力を十分に発揮するためのソリューションとして、アイドルグループ ZOC へ加入することを提案し、その具体的な意義や時期、また問題点について言及した。

システムとしては実現可能であり、その効果が大きいことが見込まれるがが、やはり有安本人(およびその個人事務所)の意思・意欲が大きな問題となっていくであろう。

どういった形であれ、有安さんがその力を最大限に発揮されることを期待してやまない。

このソリューションの改善点や意見、また全く別の方法で以て有安杏果を再興させる戦略がある場合は、コメントするなり、記事を書くなりしていただきたい。


(全てギャグです)


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