一年間のクリエイター活動を振り返る
2022年のクリエイター活動を振り返ってみました。
新しい発見もありました。
来年も皆様にとって良い一年でありますように!
作成したスタンプの数
今年は最低でも毎週1セットずつスタンプをリリースすることを目標に取り組んできました。その結果、2022年のスタンプ作成数は、総数63個になりました。
63÷12か月÷4週=1.3
月当たり5.25個、週当たり1.3個です。
自分でいうのもなんですが、本当にたくさん作りましたね~w
さらに、これまで作成したスタンプのリリース数の推移をグラフで見てみました。作ったタイミングによっては、リリースが翌月にずれこんだりしていますので、正確な月ごとの作成数ではありませんが、概ね以下のような傾向でした。
よくみると6月のリリース数が0ですが、これは5月にお絵描きアプリの変更を行ったためです。でもそのあとの数が増えてますね。やはり良い道具を使うと生産性が高まる、ということです。
売上金額
2022年12月の集計がでていませんので正確な数字はわかりませんが、おそらく以下のような数字になると見込んでいます。
売上金額:約600万円
売上個数:65,000個
リターン:230万円(※プレミアム込み)
これまでの金額から大幅に躍進しました。以前は「目標、年間100万円」と書いていましたが、このままの勢いでいけば「目標、年間200万円以上」というところでしょうか。
なお先月までの正確な数字は、以下の記事で報告していますので、興味がありましたらご覧ください。
スタンプの売上の傾向はどう変化したか
初めてスタンプをリリースしたのは2015年4月ですが、最近の売り上げの傾向は2015年頃とは大きく変わってきている印象をもっています。実際のところ、どのように変化したのか気になったので、約7年間のデータを振り返ってみました。
販売した期間と総リターンの関係
一般的には、販売期間が長ければ、その分購入いただく機会が長期間になるわけですから、総リターン額も増えるはずです。でも、印象としては、最近販売開始したものの方が売り上げが多そうな感じがします。そこで販売期間別にリターン額をグラフにしてみました。
やはり印象通りの結果となりました。一番リターン額が多かったのは「サラリーマン向けに作成したほくろ地蔵のスタンプ」、次は「太いまゆ毛が特徴のブタのスタンプ」です。それぞれ販売後11か月と7か月のスタンプです。1年を待たずに初期のスタンプ(販売期間約7年間)の総額を超えてきました。
傾向としては、この1~2年でリリースしたものが、高リターンを得ています。大きな要因は、iPad+ApplePencil+お絵描きアプリを得たこと、それによって絵が豊かになったこと、そして何より絵を描くのがうまくなったことでしょう。
逆に注目すべきは、初期のスタンプ「うさぎさん」の第1弾、第2弾、そして「京ことば地蔵」でしょうか。初期のスタンプ群の中で飛びぬけています。いずれも、PowerPoint+マウスで作成した、絵も上手でない頃の作品ですから、注目すべきスタンプかと思います。
どれくらい売れ続けているか
もう一つ気になったのが、どれくらいの期間売れ続けているのか、ということ。リリース直後はよく売れますが、次第に売れなくなります。総リターン額の大きなスタンプはずっと売れ続けているのでしょうか?!
販売月数ごとに、売上のあった月数の比率を見てみました。
横軸は販売月数
縦軸は、売上のあった月数÷販売月数
です。つまり、縦軸が1の場合は、毎月売れ続けている、ということになります。
最近のプロットで1を超えているものがありますが、これはデータ処理上の誤差と思ってください。(日数÷30日=月数としたためです)
意外と売れ続けているスタンプが多いですね。これは新しい発見です。リリースしたスタンプの数が増えてくると、何が売れて何が売れていないのかを詳細に確認しなくなったので、古いスタンプがこんなに売れ続けていることにびっくりしました。
古いスタンプを拡大してみてみました。対象は、80か月以上販売している古いスタンプです。
一番大きな数字は、0.97。なんと86か月販売していて、そのうち84か月で売り上げがでているのです。売れなかった月は、たった2か月だけです。この結果には本当に驚きました。
種類で見てみると、うさぎ、京ことば地蔵、三毛猫、黒猫です。うさぎや猫はスタンプ界において超人気カテゴリなので理解できるものの、その中に「京ことば地蔵」が入っています。そういえば、総リターン額の1位も「ほくろ地蔵」でした。地蔵というキャラクタに早期に手を付けたのがよかったのかもしれませんね。
おわりに
1年間を振り返り、これまで気になっていたことをデータ分析から知ることができました。もちろん売れていないスタンプもたくさんありますが、作ってリリースしてみないと結果はわかりません。これからも新しい作品を作り続けていきますので応援よろしくお願いします!
それではみなさま良いお年をお迎えください。