使ってもらうのが最強の宣伝!?
今回はラインスタンプの宣伝方法について考察してみたいと思います。ラインスタンプの売り上げをアップする方法があちこちのサイトで掲載されています。これまでいろいろ試してみましたが、実感がわかないことばかり。いったい何をすればスタンプの売り上げアップが期待できるのか?!
急激に売り上げがアップすることがあるという事実
以前、ラインスタンプの賞味期限に関する考察と共に、スタンプの売り上げが急激に伸びた不思議な出来事を報告しました。
毎月1万円台だった売上(分配金)が、急に4万6千円にアップしました!
売上が急にアップしたのは事実です。でも、これが”なぜ”起こったのか?!これが大きな謎なのです!!
この謎を探るべく、この出来事の後、しばらく、毎日、売上とスタンプ送信数を観測していました。
そして、去る8月21日、さらに思いもよらぬ出来事が発生しました!!
1つのスタンプで5,768円を売り上げたのです!!下のグラフを見ると、この日だけ特別な売れ方をしているのがよくわかります。スタンプ創作活動をしてきた約6年間で初めての出来事です。
売れたスタンプは、↓これ。人気のカテゴリ”うさぎ”をキャラにしたスタンプです。
8月17日に販売開始して、ぼちぼち売れ始めた4日後のできごとでした。
突然売れたスタンプの順位
この急激な売り上げがなぜ起こったのか?!誰か有名人がつぶやいた?!LINEスタンプストアで取り上げられた?!想定される要因を確かめるべくtwitterやLINEスタンプのサイトなどを調べてみたものの、結局この事象の要因はわかりませんでした。
この調査の過程で、このスタンプの順位も観測していました。こんな事象はめったに起こるものではなく、絶好の調査のチャンスです!最初に確認した時点で16位。人気のカテゴリ”うさぎ”で、こんな順位に入れるとは!?びっくりです。その後も何度も順位を確認し、最も上位に入ったのは、9位でした。
さらに上の順位を眺めてみると、著名なクリエイターさんばかり!こんな順位に入れるのは感激&光栄です!!!!!!!!!!!!!!
さて、落ち着きを取り戻しましょう。1日5,700円売れて9位です。5,700円売れると、人気のカテゴリ”うさぎ”でも10位以内に入るということです。逆に言うと、上位10位でも、それくらいしか売れないということです。これより上位の世界はわかりませんが、一つのスタンプが大当たりしたら大金が入ってくるというわけでもなさそうです。
その後、この順位は、どんどん下がっていき、翌日には随分とスクロールしないとたどり着かない世界に行ってしまいました。。。
でも、上位に居続けるスタンプは、毎日5,000円以上売れ続けているということなのですね。うらやましい限りです。笑
その後のスタンプ売り上げ状況
さて、その後、スタンプの売り上げはどうなったか?!
8月のレポートが届いていますので、いつものようにGoogleデータポータルの画面をご覧ください。
なんと8月は、1,900個の販売を記録し、売上は約18万円、分配金は74,863円というurajoスタンプ史上最大の記録となりました!!
一番売れたのは、先ほど書いた1日で爆売れした”うさぎ”のスタンプです。他にも同じうさぎキャラの古いスタンプが売れました。釣られ売れですね!笑
次にラインスタンププレミアム。こちらも順調に伸びています。これまでの最高額を更新し、8,581円をいただきました。ゴチです!
最後に、これまでの累計、推移を見てみると、勢いは止まらず、まだまだ伸びていきそうな雰囲気です!!笑
この勢いでいけば、2~3か月後には、分配金で100万円を突破することが予測できます。リターン100万円は、スタンプ創作活動を開始した時の大きな目標の一つです。楽しみです。このまま、売れ続けてもらいたいものです。応援よろしくお願いいたします!!
スタンプ送信数との相関関係
さて、前置きが長くなりましたが、どうやったらスタンプの売り上げがアップするのか?その宣伝方法は?!です。
その要因を探るべく、ここ数か月のスタンプ売り上げの増加とスタンプ送信数の関係を見てみました。
これは日本におけるスタンプ送信数の推移です。データは3か月分しか見ることがができないので、一番左が6月25日です。これ以前は、大体1日1,000回の送信数でした。ここ数か月の間に、1,000→5,000回に大幅に増えていることがわかります。
ざっくりですが、urajoのスタンプでは、以下のような関係になっています。
送信数1,000レベル → 15,000円程度
送信数2,000レベル → 40,000円程度
送信数4,000レベル → 70,000円程度
一般的には「スタンプが売れる→スタンプが利用されやすい」という関係がありますので、売り上げが増えるとスタンプ送信数も増える、というのは当然のように思います。
でも、逆に「スタンプ送信数が増える→スタンプが売れる」という関係もあるのではないでしょうか。これまでのデータを見る限り、その関係が十分想定できます。
twitterでつぶやくよりも、ブログで宣伝するよりも、スタンプをたくさん送信してもらうのが一番の宣伝になる!が現時点の結論です。
どうやったら売れるのか?!
実際のところ、買ったけど、ちょっとだけ使ってすぐに使わなくなったスタンプもあるのではないでしょうか?!スタンプを売るためには、いかにして、たくさん送信してもらうか?!を突き詰めていくのがよいかもしれません。
①おはよう、おやすみ、了解、ありがとう、お願いします、など、よく使うことばを必ず入れる
②それも、状況によって使い分けられるように、複数のバリエーションを入れる
③何がよく使われるかは、ときどき届くLINEさんからのデータを参考にする、よく売れているスタンプを参考にする
といったところでしょうか。
urajoのスタンプにも、この方針で創作したスタンプがあります。
いやちょっと待ってください!
「いかにたくさん送信してもらうか以前に売れないんですけど。。。」
ですね。ニワトリとタマゴ。。。笑
う~ん、それはわかりません!笑笑笑
最初に書いた通り、ある日突然売れることもあります(事実です)。
その日を楽しみに創作活動を続けましょう!
その日がいつやってくるかは、神のみぞ知る!です。笑
おわりに
今回はラインスタンプの宣伝方法について考察してみました。何やら答えになっていないような結論でしたが、みなさまのクリエイター活動に少しでも参考になればうれしい限りです。
では、では。