ラインスタンプ特集への参加は、絶対ではなかった！？
「ラインスタンプの売り上げを増やすには、
特集キャンペーンに参加すべきである。」
ラインスタンプクリエイターなら、一度は聞いたことのある言葉です。
でも、必ずしもそうではなかった。という報告です。
犬の日寄付キャンペーン2024
11月1日は、「犬の日」である。
毎年、LINEでは、この日から「犬の日寄付キャンペーン」が開催されます。
2024年11月1日〜11月30日の期間、11月1日の“犬の日”を記念したキャンペーンを実施します。
本キャンペーンの売上の一部は動物福祉団体に寄付され、ワンちゃんが幸せに暮らすことができる社会づくりに役立てられます。
また、本キャンペーンでは特設ページが用意されるなど、普段にも増して告知掲載面が多くなります。
新作の犬スタンプ・絵文字をご準備の上、ぜひご参加ください！
犬好きのユーザーさんにとっては、選りすぐりのスタンプに会える機会です。そして、ラインスタンプクリエイターさんにとっては、犬好きの方にスタンプが売れやすい機会でもあります。
犬の日特集への参加（昨年）
昨年は、柴犬のスタンプで参加しました。
結果は、黒柴はまあまあ。普通の柴犬は残念。という結果です。
ちなみに上記の金額は、キャンペーン期間だけでなく、その後の期間も含めての総額となります。
もともと、大して売れていなかったキャラクタでは？！
と思うかもしれませんが、そういうことではありません。
確かに爆発的には売れていませんが、そこそこ売れていたスタンプです。
特集に出すことによって、過去のスタンプも含めて全体の売り上げを増やしたい、という思いでした。
でも、
この数字を見ると、特集の効果は、ほぼ感じられない結果です。
以上の反省を踏まえ、今年は、新キャラで挑むことにしました。
犬の日特集への参加
今年は、完全新作キャラのチワワで挑みました。
（正確に言うと、他のキャラクタのダジャレスタンプで、「こんにチワワ」としてぬいぐるみで登場していたキャラクタです）
スタンプ作成後、身近な方（非クリエイター）とクリエイターの方に作品を見てもらったら、
「売れそう」
という感想をいただきましたので、「これは売れるかも？！」と思っていました。
さて、結果は、如何に？！
※真ん中は別のスタンプだったので目隠ししました（売り上げがばれちゃうから）。
一つ目は、151円。二つ目は、88円。
このスタンプは、特集の価格の最低価格250円で販売していますので、売上個数にすると、それぞれ、2個と1個です。泣
大惨敗
こんなに売れないことは久しぶりです。
その原因はいくつか考えられます。
１作品目は、「urajoの新作が出たよ」が届きませんでした。２作品目は、「urajoの新作が出たよ」が届きました。
犬の日スタンプ特集は、参加規模も（おそらく）大きいので、競合作品だらけで埋もれてしまった。
価格が通常スタンプの最低価格120円でなく250円であること。
そもそものキャラクタが犬好きの方に刺さらなかった
などの原因があるように思います。
ＬＩＮＥさんの告知にある、
本キャンペーンでは特設ページが用意されるなど、普段にも増して告知掲載面が多くなります
というメリットと、上記のデメリット２，３を比べて、メリットが勝つか、ということに尽きるかと思います。
また、原因1に関してですが、「urajoの新作が出たよ」がでると売れやすい、というのは、urajoのキャラクターを気に入っていただいている方（購入歴のある方）に新作（同じような作風）が刺さるからです。
ここに、まったく新しいキャラクターを持ってきたらどうなるか？！
ひょっとしたら、ニーズに合っていなかったのかもしれません。
urajoは、猫やパンダ、うさぎ、地蔵のスタンプを多数リリースしてきました。
実は、urajoスタンプユーザーに、犬好きは少ないかもしれないのです。
ユーザーのニーズに合わない作品を250円で提案していることに無理があったのかもしれません。
今後の特集キャンペーンとの付き合い方
では、どうすればよいか？
特集キャンペーンに参加して、どのような成果をめざすのか、によって特集キャンペーンとの付き合い方が変わってくるかと思います。
既存のユーザー層に購入してもらうことを狙うのであれば、無理して、すべての特集キャンペーンに参加しなくてよいと思います。
「待ち合わせスタンプ」「あけおめスタンプ」などは、自分のキャラクタを活かして作れますので、参加すべきです。
「犬の日」「猫の日」「グルメスタンプ」「どうぶつスタンプ」などは、自分のキャラクタを活かせるなら参加、そうでなければ不参加です。
新しいユーザー層を開拓したいのであれば、競争相手が多く、単価の高い特集キャンペーンに出すのではなく、通常期に通常スタンプ（120円）としてリリースし、新たなユーザー層を開拓するのがよいのではないかと思います。
一定の効果（ユーザ層の開拓）を得てから、特集キャンペーンを活用していくのがよいように思います。
特集期間はまだまだ続く
以上のような散々な結果ではありますが、まだ、特集期間は続いています。
【審査受付期間】
2024年9月17日(火)11:00 〜 11月17日(日)10:59 (日本時間)
※参加状況により審査受付の終了を早める場合があります。
【特集期間】
2024年11月1日(金)11:00 〜 11月30日(土)23:59 (日本時間)
この記事を見て、「チワワスタンプがいいな」と思ってくださった方、ぜひ、ご購入ください。
あるいは、６か月後にラインスタンププレミアムになりますので、ぜひ、使ってみてください。
そして、自分なら「犬の日」特集で勝てる！と思ったクリエイターの皆様、募集期間が１週間残っています。まだ間に合うかも。
「あけおめ」スタンプ特集
ところで、年末年始の「あけおめ」スタンプ特集に備えて、クリエイターの皆様は大忙しのことかと思います。
urajoも、一生懸命作成中です。
そして、身近な方によるレビューの結果、「売れそう」の声をいただいていたので、先走って、「チワワ」のあけおめスタンプも作ってしまいました。
今現在の「犬の日」特集の結果を見ていると、まったくの無駄骨だったのではないかと不安いっぱいですが、ひょっとしたら「あけおめ」スタンプ特集で大逆転があるかもしれません。
乞うご期待
おわりに
「ラインスタンプの売り上げを増やすには、
特集キャンペーンに参加すべきである。」
に迫ってみました。
とはいえ、犬のキャラクターを強みにしているクリエイターさんにとっては、大変有効なキャンペーンなのではないかと思います。
urajoは、たぶん「犬の日」特集キャンペーンには２度とチャレンジしません。笑
犬好きの方にお勧めの商品
※urajoはAmazonのアソシエイトとして、適格販売により収入を得ています。
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