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古い「あけおめスタンプ」は、いつ再販するのがよいのか?!

いよいよ年末が近づいてきました。
街中はイルミネーションがきれいです。
LINEスタンプショップでは、あけおめスタンプが目立ち始めました。
公式から出た最新のあけおめスタンプ、「あけおめスタンプ特集」に参加しない最新のあけおめスタンプ、そして、古いあけおめスタンプの再販です。

あけおめスタンプの再販って、いつ頃がベストなのでしょうね?!

最近のスタンプの売上状況

スタンプの売上状況を確認していて、ふと気がつきました。

最新作のスタンプより、再販のスタンプの方が売れてるやん!!

urajoの驚きの心の声
なんでやねん!
2024年12月のスタンプ販売状況の一部

上の絵を見てください。

黒くまのスタンプは、最新の冬のスタンプです。売上1,197円。
黒猫のスタンプは、比較的最近の待ち合わせ用スタンプです。売上7,115円。

で、真ん中のハチワレ猫の年末年始スタンプは、昨年度のあけおめスタンプ特集の再販です。その額、なんと、11,172円です。

最新のスタンプより、再販の方が売れているって、どういうことなん?!

もちろん、たくさん売れるのはありがたいことなのですが、新作の立場がないやん。

ひょっとしたら、「ハチワレ猫」だからか!?

違うとわかっているけど念のため確認すること

と思って、少し前に販売開始したハチワレ猫のスタンプを見ると、

干されたスタンプ

466円です。
そうでした、このスタンプ、「干されたスタンプ」でした。笑

期待に沿えずにごめんね~

※詳しくは、以下の記事をご覧ください。

以上、
「ハチワレ猫」というキャラクターに特有の結果ではないことが確認できました。

ところで、LINEスタンプショップで「ハチワレ」で検索すると、このスタンプ、ここ最近、ずっと1位なのです。

LINEスタンプショップより(記念のスクリーンショット)

なんと、3,579個のスタンプの中で1位です。

やったね!ピース

最新作のスタンプが並ぶ中、1年前の標準スタンプがなんでやねん!!

こんな声が聞こえてきそうです

あちこちから反感を持たれそうな結果です。恐縮です。身が縮こまる思いです。

この結果から言えることは、古いあけおめスタンプもうまく販売すれば、かなりの売り上げにつながる可能性があるのではないか?ということです。

前置きが長くなりましたが、今回のテーマは、これです!

古い「あけおめスタンプ」は、いつ再販するのがよいのか?!

urajoの問いかけ

過去のあけおめスタンプの売上状況

まずは、実績データを確認してみましよう。

過去、2023年元旦向けには4種類、2024年元旦向けには5種類のあけおめスタンプをリリースしました。
いずれも、「あけおめスタンプ」特集に出しています。

そして、いずれのスタンプも翌年の12月頃に(あまり深く考えずに)再販しています。

再販に当たっては、基本的に、メイン画像の「フレーム」を取り外すだけで、それ以外は何も実施していません。
もともと年度は入れていませんし、干支が変わることを除けば、毎年使えるような絵がらにしてあります。

さて、売上結果はどうだったのでしょうか。

あけおめスタンプの売上状況

今更ながらですが、2023年のあけおめスタンプ特集は、よい売り上げでした。4種類のスタンプで合計145,788円です。

そして2024年のあけおめスタンプ特集は、5種のスタンプで合計81,989円でした。かなり金額は減りましたが、まあいつもよりは多めです。

それぞれの翌年を見てみましょう。
2023年のスタンプの翌年(再販)の結果は、地蔵のスタンプが3千円を超えた以外は千円に満たないものでした。初年度の売り上げに対する比率でみると10%に満たない小さなものです。

さらにその翌年(つまり今年)の状況ですが、うさぎのスタンプがラインスタンププレミアムで2円の分配金を得たのみです。
※ちなみに、単体販売とラインスタンププレミアムの区分は書いていませんが、ラインスタンププレミアムの分配金は、この2円だけでした。

次に2024年のスタンプですが、2023年とは異なり、かなり順調な出だしのように見えます。
最初に紹介したハチワレ猫のスタンプは、すでに昨年度と同額、ブタ(キノコ)のスタンプは、すでに昨年度の倍の金額になっています。

成せば成る!ってことだ

単価が半額(250円→120円)になっているので、売上個数でみると、さらに倍の数の売り上げがあるということです。

初年度の売上が少なかったから、ということかもしれませんが、メイン画像のフレームを外して再販手続きをするだけでこれだけのリターンがあるのであれば、再販を忘れないようにしないといけませんね。

※ちなみに、辰(たつ)のスタンプだけは、さすがに売る気がせず、再販していません。
もし12年後までクリエイターズスタンプの仕組みが続いていたら、その時、同じ規格でラインスタンプ販売(再販)を申請できるなら、再販してみます。(先の長い話やなぁ)

売上が伸びた要因(考察)

なぜこれほどまでに売り上げが伸びたのでしょうか?

再販開始時期に関して綿密な計画を練ったわけではありませんが、通常の新作スタンプと同様の戦略で販売開始しました。
通常どおりの新作スタンプもリリースしないといけないので、タイミングが難しいのですが、

  • 新作 → 火曜日の「新作が出たよ」に載るタイミング

  • 再販 → 金曜日の「新作が出たよ」に載るタイミング

を狙って、毎週1セットずつ、リリースしていきました。
(※過去の経験上、火曜日の方が、より効果が大きいから)

合計4種のスタンプの再販をしなければならなかったので、11月下旬から順に12月上旬までかけてリリースしました。

一番売れた「ハチワレ猫」は、その中でも最後発でした。

つまり、(ややデータは少ないですが)12月になってから再販するのがよい、と言えるかもしれません。

12月中旬になってくると、本格的にあけおめスタンプのキャンペーンが始まってしまいますので、それまでには再販を完了させておくのが無難かと思います。

忘れません

別の戦略

さて、これで話は完結、と思うかもしれませんが、実は「再販」にはもう一つの方法(戦略)があるのです。

12月に「ラインスタンププレミアム」の対象になるように、5月~6月に「再販」を開始すること

ラインスタンププレミアムの対象になる時期を12月に合わせる

です。

この戦略、urajoのnoteの読者でもあるLINEスタンプクリエイターさんがnoteに書いていました。

この記事を読んだときに、なるほどなぁ、って思いました。

ラインスタンププレミアムも、対象になった直後の分配金が相対的に大きい傾向があります(証拠データの提示は省略しますが、定性的にそのような傾向があると思います)。

そこで、12月にターゲットを合わせて、季節はずれの初夏に「あけおめスタンプ」をリリースしてしまう案があるのです。

でも、この場合は、単体販売の機会をほぼ放棄したことになるかもしれません。(初夏に年末年始のスタンプが売れるとは思えないから。)

実際にこの戦略がどれほど効果的なのかはわかりません。

2025年向けのあけおめスタンプは、これまで以上にたくさんの数を創作しましたので、2026年に向けては、3分の1くらいのスタンプを、この戦略に載せて効果を検証してみようかと思っています。

※その前に、MAYAさんがnoteに書いてくれるかもしれませんけど。笑

おわりに

あけおめスタンプの再販って、いつ頃がベストなのでしょうね?!
という問いに迫ってみました。

もし再販されることなく眠っているあけおめスタンプがあったら、今年もまだ間に合います。
ちょっとした手間で、ちょっとした金額のお小遣いが手に入るかもしれませんので、ぜひ、再販して作品を世の中に出してみてくださいね。

(おまけ)最近買ったもの

寒くなってくると肩が凝り固まってきます。
ラインスタンプを書いているとやっぱり体がこわばってきます。
そんな症状に少しでも効果があるかもしれないと思い、これを買っちゃいました。

正直、高いなぁと思いましたが、ラインスタンプでいただいた分配金もあるし、レビューを見てもネガティブな評価(コメント)が少なかったこと、そしてポジティブな評価もそれほど多くなく、それがかえってこの商品の実態(誇大広告ではない)を表しているのではないかと思い、購入に至りました。

さて、使ってみた結果ですが、他の方がレビューで書いている通り、

効いているのか、効いていないのかよくわからん。

urajoの感想

ってやつですね。笑

しばらく使い込んでみてから、製品評価することにします。

興味がありましたら、ぜひご覧ください。

※上記のリンクをクリックしてamazonで購入すると、urajoに紹介料が入る仕組みになっています。urajoを応援してあげるよ!という方がいらっしゃいましたら、ぜひ。


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urajo
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