LINEクリエイターズスタンプで戦うには武器が必要
LINEクリエイターズスタンプの売上が減少傾向にある。溢れかえる数々のスタンプに埋もれてしまわないように、何らかの改善が必要になったということだ。
スタンプの絵柄をより魅力的なものにするためには、武器が必要である。この度、新しい武器を2つ調達しましたので、2022年11月の売り上げレポートとともにご報告します。
2022年11月の売上
いつものようにGoogleデータポータルでお知らせします!と書こうと思っていたら、Googleデータポータルの名前が変更になっていました。Looker Studioというらしい。でもこれまで作成したコンテンツはそのまま使えました。
2022年11月のスタンプ売り上げは、4,173個で383,642円、分配金は136,813円でした。やはり減ってます。減少傾向です。
ところが、プレミアムの分配金が、68,362円もありました。こちらは先月比で倍増に近い伸びです。
目立つところでいうと、パンダの第1作目のスタンプの売上(左の棒グラフの上から2つ目)が注目されます。青色(単品での売り上げ)はほとんどなくて、橙色(プレミアムの分配金)がほとんどを占めています。プレミアムにすることによって作品が売れなくなることを懸念する声もありましたが、この結果を見る限り、プレミアムによるプラスの効果の方が大きいように思います。
結果、合計205,175円となりました。20万円/月を超えているのは本当にうれしいです。プレミアムの分配金がこのまま伸びていくことを期待します。
2022年11月までの累計
これまでの累計を見るとこんな感じのグラフになります。
このグラフを見ると、ラインスタンププレミアムの変化がよくわかります。これからは買い切り型の売上よりも、プレミアムの比率が高くなっていくのかもしれない。
売上額の累計が900万円をこえました。目指せ、1000万円クリエイター!!
クリエイターズスタンプで戦うには武器が必要である
さて、新作の売り上げが減少傾向で、プレミアムの売上に支えられ始めた今、新作をより魅力あるものにするための武器が必要です。
今回、2つの武器を整えました。
Affinity Designer Ver.2
一つ目は、Affinity Designer Ver.2です。Ver.1に不満があったわけではありませんが、いくつかの新機能が気になったこと、今後のバグフィックスへの対応、乗り換えキャンペーンで大幅な割引(40%)をしていたことなどを考えて、早々にVer.2に乗り換えることにしました。
経費:1,900円です。
何より魅かれたのは「ベクターワープ」と「ナイフツール」。これまでに表現が難しかったことが、簡単にできそうな気がします。
日本語フォント
2つ目は日本語フォントです。これまでは、フリー(ラインスタンプで商用に使えるもの)を使っていました。このため漢字はほとんど収録されておらず、必然的にひらがなやカタカナのスタンプを作ることになっていました。
漢字が使えたら、表現の幅がもっと広がるはずです。
買ったのは、これまでも使っていた「あめちゃんポップ まる」の有料版です。
経費:4,400円
Affinity Designerの倍以上の経費が掛かりました。でも、フォントを自分で作るのは困難ですし、必要になった感じを都度書くのも大変なので、妥当な選択だと思っています。
新しい環境で作った最初の作品
そして出来上がった第1作品目がこちら!
漢字フォントっていいですね~。大満足です。
そしてこのフォント、よく見ていただくと、微妙に形が崩れていますよね?これが、Affinity Designerの「ベクターワープ」の機能によるものです。
自分で書くのもなんですが、文字がものすごく動きのある表現になっていると思いませんか?!
おかげさまで、なかなか良い出だしで売れています。
おわりに
2022年11月までの売り上げ報告と、新しく導入した2つの武器について報告しました。気になったクリエイターの方、ぜひ詳細をチェックしてみてください。なお、本サイトから購入に至った場合もurajoには1円も入りませんのでご安心を。笑