『雨降れば』短編小説-あとがき
小説のほう、読んでいただけましたでしょうか。
『我ながら、すごい(設定が)ふわっふわしてんな』と思いながら投稿しました。
ただ、『一つの解釈』として書く以上、一応決めておいた設定はあります。
・この『ふたり』は対等な、おそらく同世代の関係である(少なくとも親子ほど年齢は離れていない)
・シェアハウス的な、『同居人同士』という関係を前提にする
・片方が『ゆうちゃん』と呼ばれているが、主人公(一人称視点の語り部)の名は出さない
・『ゆうちゃん』という呼び名の設定にあたって、なるべく両性に存在しそうな名前を選定する
・また、文章内においても、性別を決定するような呼称をなるべく用いない
ざっとこんな感じです。
細かいことを言えば、原作(楽曲)内のパート分けでは、相手側(『ゆうちゃん』を想定)のパート(Bメロ担当)がそのままサビの主旋律となっていますが、ここでは視点を固定するため、あくまで主人公の言葉として地の文を続けた、といったところです。
また、楽曲の最後がバットエンドとも取れる表現(っぽいだけですが)にしていましたが、本作ではそういった表現を避けることにしました。
それ以外は、基本的に原作としての楽曲シリーズの前提とほとんど変わりありません。
本当にそれだけなんですが、何となく、だらっとした、でも優しい雰囲気の物語に感じて頂けたなら幸いです。
いつでもこれからが勝負だもんな。以上、うらひとでした。
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