note.mu+DropBoxで大体のことが出来る気がする

まーた何か言い始めましたね。
きっかけは楽譜の公開で悩んでいたとき、サウンドオルビスさんから頂いたトークノートへの返信。

なるほど、と思いました。

note.muでは、アップロード可能なのは画像ファイルや、音楽ファイル(の中でも圧縮ファイルのmp3, AAC)くらい。

しかし、mp3はともかくとして、製作している曲の中に「他のクリエイターさんによる派生」を前提とする作品(まあ、ふたりオムニバスシリーズのことなんですけど)もあるので、MIDIファイルも配布して、楽譜も配布して、ということがしたかったのです。
こんなこと考えるのは、今時のボカロPどころか、DTMer界隈探しても自分くらいでしょう。
そこでサウンドオルビスさんからの天啓。

【Dropboxでの配布】
そう、DropboxのPublicフォルダに置いたファイルを右クリック→公開リンクをコピーで、配布用のURLを取得できるのです。
これを、テキストノートのリンクにしたい部分に割り当てれば、お手軽にファイルが配布できるわけです。

で、配布するのは良いのですが、どうせ作品自体はおおむね動画にするものが多いので、元音源・オフボーカルは無料で良いですし、歌ってもらうにはメロディのスコアも必要なので、それも一応無料にしたい。
(あと、ボカロ音源の有料化は権利関係が怖いので、知識が無いうちはなるべくやりたくないという事情も)

(そういえば似たような話を、マネタイズに焦点を当てて語ってましたね)
https://note.mu/urahito_solution/n/n99737e9adf3a

そこで考えたのが、先述のノートに書いていた配布方法。
最終的には、無料公開(メロディスコア)+有料公開(フルスコア+MIDI)というパッケージ販売という形にしました。
ホーンセクションを含むフルスコアには、音域の表記の関係上、記譜でのスコア配布としていますが、ご意見があればどうにか実音で表記できるようにしたいとおもいます。

【Dropbox配布のリスク】
ただ、この配布方法にはリスクもあります。
noteのクリエイター規約『8.禁止事項』において、「POC(運営会社)が不適切と判断するもの(デジタルコンテンツ)」とあります。
ほかには、法令や公序良俗に反するもの、などが書かれていますが、そうでなくても、「不適切」と判断されれば、この販売方法は出来ないことになります。

そのリスクの裏づけとして、DropBoxにはどんなファイルでも置けてしまう、という点があります。
仮に悪意のある人間が、DropBoxを通じてコンピュータウイルスの実行ファイルなどを置いてしまったら。(そもそもDropBoxの規約に引っかかりそうですが)
もちろん、DropBoxでなくても、フィッシングサイトなどに誘導する(情報商材にあたればもちろん不適切ですが)可能性もありますし。

あと、同規約『12.デジタルコンテンツ』の中で、
『noteのプラットフォーム上でクリエイターが配信し、ユーザーが購入することのできるデジタルコンテンツは、POCが指定するデータ形式またはファイル形式によるデジタルコンテンツに限られます。』
とも書いてあるので、これもかなり不安……。

なので、今は内心ヒヤヒヤしながら動向を見守っています。
それでも、(特に)楽譜を配布したいクリエイターにとっては、このやり方は重要なので、どうにかPDF、せめてMIDIファイルの配布さえ公式に可能になれば助かるのですが。
そうでなければ、また配布先をピアプロに戻すだけなんですが、あっちだとDL販売とか出来ないんですよね……。
サイトに一定の認知度が無い限り、DLされることも無いでしょうし。

まあ、その時はその時で考えます。
今のところ怒られてはいないので、しばらくこのまま行きます。
サウンドオルビスさん、巻き込んでしまって申し訳ありません。

とりあえずは、気ままに無理せず突っ走っていきます。

いつでもこれからが勝負だもんな。(締めの言葉決めましたw)

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