【植物のあるインテリア】好きなものに囲まれておしゃれに暮らしたい!ゴチャゴチャしない部屋作りのコツ
こんにちは、崇島です。
今回は植物のあるインテリアについてのお悩みを解消していきたいと思います。
視聴者の方からいただいた実例をもとにしますので、まずは内容を見ていきましょう。
現状分析
まず最初に現状を把握し分析して、問題点を明確にします。己を知ることが大切ですね。
以下のような状況が挙げられています。
植物が大好きで集めている
インテリアは好きだが統一感がなくなってしまった
木製家具がケンカしている
インテリア全てリセットも辞さない覚悟
TVは見ない、ソファとベッドは別室にある
実際に写真を見ると、植物がかなりたくさんあります。家具の統一感についても確かにナチュラルカラー、白っぽいウッドの家具、明るめのフローリングと、ちょっと濃いめの大黒柱があって、木の色も3つ4つあります。
こういった部屋の写真では「設備の照明」と「窓の位置関係」がインテリアに大きく関わるので注目ポイントです。このあたりも後ほど詳しくご紹介します。
理想イメージ分析
次に、理想のイメージを見ていきたいと思います。こちらは、インテリアの通販サイトのロウヤさんの事例です。
韓国系インテリアというトレンド感のあるスタイルが特徴で、白をベースにウッドやチェックなどのさりげない柄、独特な形状のフラワーベースやオブジェなどが使用されています。
この写真は一人暮らしをイメージしたものなので、実際の部屋に要素として落とし込んでいきます。
インテリアの弱点と良い点
良い点
1. 色の統一感がある程度はある
ウッドの色が複数あることが気になりますが、青や赤、黄色ではないので、ある程度の統一感が出せます。そこまで絶望的ではありません。
2. こだわりを持っている
好きなものだけを購入しているため、好きなスタイルがアイテムから何となく分かります。家具や雑貨の系統が似てくるので、「これどうする?」というアイテムがないのが良い点です。
気になる点
以下の6つが課題だと考えられます。
何のスペースかはっきりしない
植物がパラパラ置かれている
カーテンの高さが合っていない
窓周りの種類が違う
アイテムとスペースのバランスが悪い
植物に統一感がない
これらの課題を一つずつ説明しながらインテリアを整えていきます。
インテリア改善の方法
1. 何のスペースかはっきりさせる
まず、「何のスペースかはっきりしない」という問題ですが、これが一番基本となる点であり、重要なポイントです。写真を見ると、中央の面が空いていて周りに植物や家具が置かれている状況です。ここを一体どのようなスペースにするか、定義することでインテリアが整いやすくなります。今回は「植物に囲まれたリラックス空間」というテーマにしたいと思います。
2. 植物をグルーピングする
植物がパラパラ置かれてるのでグルーピングします。植物をグループ化することで、整った印象になります。窓の下にサイドボードなどを置きその上に小さい植物をまとめます。
植物は窓と同じく3箇所に設置することで囲まれた感じが出て、問題だったパラパラ感がなくなりメリハリがついてきます。植物には光が必要なので、窓の近くに設置しました。
3.カーテンの高さと種類に注意
カーテンの高さが合っていないことについてですが、奥のカーテンが20cmほど足りない状態です。これは仮で付けているだけかもしれませんが、窓周りは面積も大きいので目立つため注意が必要です。
4.窓まわりの種類が違う
現状の写真を見ると、右側の腰窓のところとカーテンの種類が異なっています。これもかなり目立つので注意が必要です。
今回はあまり主張はさせたくないので、突っ張り棒タイプのロールスクリーンを置いていきます。ロールスクリーンは、窓周りの中でも特に主張が少なくシンプルです。中央にメインのスペースを設置しているので、窓にはできるだけ主張のないものにします。
5.アイテムとスペースのバランスが悪い」
現状は部屋の周りにアイテムが置かれていて、一番中心のライトアップされた場所が空いています。家具が多すぎるとごちゃごちゃで窮屈な印象になりますし、逆に少なすぎるとスカスカで殺風景な印象になります。スペースに対して家具が3〜4割を目安にするとバランスが良くなります。
6.植物に統一感を出す方法
色々な種類があって統一感が出にくいという問題ですが、実は簡単な解決方法があって、鉢の素材を統一することです。今回はモルタルのようなグレーの鉢を使用してみました。シンプルで質感のある鉢はスッキリした印象になり、簡単に揃えられるためおすすめです。
おすすめの鉢の購入先
鉢は壊れやすく、重く、価格も安いため、通販で購入することが難しいです。
個人的におすすめしたいのが、「garage」というお店です。先日、東京駅の丸ビルにオープンしたお店に行ってみましたが、素晴らしい鉢がたくさんありました。価格も1,000円台から大きめのもので3,000~4,000円程度で購入できます。「立川rust」というお同系列のお店でもセンスの良い鉢がたくさん揃っています。
デコレーションのアイデア
最後に、デコレーションとして小物やフラワーベースを置き、小型植物と組み合わせることで植物に囲まれた空間を演出できます。さらに植物に囲まれた感じを出したい場合は、プラントスタンドを使用して飾ると、植物が大きくなくても高さが出てアクセントになりおすすめです。また、明るい場所がなく植物の育成が難しい場合は、ドライフラワーを置くことも良い方法です。
テーマを決めてメインエリアを作ることで、好きなものを組み合わせてもごちゃごちゃした印象は解消されます。
植物に限らず使える考え方なので、ぜひ参考にしてみてください。
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