看護ケア×アロマセラピー②。
イギリスでアロママッサージボランティアをしているクリニカルアロマセラピストのみやとうらです。
ホスピスでボランティアを始めて一年が経ちました。最初は基本に従ってきっちり。今は基本を守りながらも、少しづつ応用ができるように。
ある日の話。
その日は午前中ずっと寝てばかりの患者さんがいて、看護師さんも手づまり状態。もちろん患者さんの状態によっては、そのままがいい事もあるけれど、この患者さんに限っては、そろそろ起きないと夜寝れなくなる時間帯でした。
病室外から室内の様子を覗っていたときに、ある看護師さんが、「もしかしたら、あなた(アロマセラピスト)だったら、起きるかもしれないからちょっと聞いてみて。」と言われ、訪室したものの、結局断られたのですが、、
「もしかして眠気覚ましを期待した精油を、ティッシュに垂らしてベッド周りに置いたら、目覚めるんでないか??」
と思いつき、精油を垂らしたティッシュを持って再び訪室。患者さんに説明したところで、この日のボランティアは時間切れ。とりあえず香りは気に入ってもらえたようでした。カルテにも記録。
説明後はまた寝始めたけれど、少しでも役立っているといいんだけどな。
密かに看護ケアをした気分になりました^^