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毎年恒例のもちつき
餅つき
日本には稲作信仰というものがあり、稲は「稲魂」や「穀霊」が宿った神聖なものだと考え、崇められてきました。稲から採れる米は人々の生命力を強める神聖な食べ物であり、米をついて固める餅や、米から醸造される酒はとりわけ力が高いとされています。
そこで、祝い事や特別な日であるハレの日に、餅つきをするようになりました。餅つきは一人ではできないため、皆の連帯感を高め、喜びを分かち合うという社会的意義もあります。
29日は避ける
29日は「9=苦」ということで苦もちと言われ縁起が悪いため、28日まで、もしくは30日に行うことが多いそうです。 一方で、29日=「ふく(福)」が来る日という捉え方もあるようです。
鏡餅を飾る日
鏡餅を飾る期間には、いくつかの理由があります。
年神様の依り代: 鏡餅は年神様の依り代とされており、年神様が宿る場所と考えられています。
したがって、年神様を迎えるためには、適切な時期に飾ることが重要です。縁起を担ぐ: 12月29日や31日に飾ることは、縁起が悪いとされているため、これらの日を避ける習慣があります
。特に29日は「苦」に通じ、31日は葬儀と同じ「一夜飾り」とされるため、避けるべきとされています。松の内の期間: 松の内は、年神様が家に宿る期間とされ、
この期間中に鏡餅を飾ることで、神様を迎え入れる意味があります。
松の内が終わると、年神様が帰るため、鏡餅も下げる必要があります。
飾り始め: 2024年12月28日(金)から飾り始めるのが理想です。
遅くとも12月30日(日)には飾りましょう。飾り終わり: 鏡餅は2025年1月11日(土)に鏡開きを行い、下げることが一般的です。
関西地方では1月15日(木)まで飾ることもあります。
このように、鏡餅を飾る時期やその理由を理解することで、より意味のあるお正月を迎えることができるでしょう。
鏡餅は単なる飾りではなく、家族の健康や幸福を願う大切な存在であることを忘れずに、心を込めて飾りましょう。
飾る場所
鏡餅を飾る場所には特に決まりはありませんが、一般的には床の間や神棚に飾るのが伝統的です。最近では、家族が集まるリビングやダイニングテーブルに飾ることも増えています。鏡餅は年神様の依り代となるため、清潔で整頓された場所に飾ることが望ましいです。
雑談
12月30日は毎年恒例の餅つきでした。30年くらいは続けている親戚一同が集まる大イベントです。自分自身、年齢が30代とつき手に回る回数が多くなります笑、おかげで前進筋肉痛です。何となく毎年餅つきをしていたので、深く考えていませんでした。今回、餅つきの由来をはじめその他の伝統が気になったので調べてみました。29日は餅つきを行わないほうがいいんですね、知らなかった汗。おかげで今回、勉強になりました。
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