麒麟がくると私11
久々にDVD2巻、6枚目?の大体桶狭間の戦い辺りを観てたんですが、改めてこの信長ってあんまり死ぬこと気にしてない感じがしました。信長全般そんなイメージかもだけど。しかし土田御前は酷い。自分らは信長殺そうとしておいて、返り討ちにあったら逆ギレとか清々しいまでの悪。分からんくもないけど。それに対して信長のいつまでも母を想う心が辛すぎる。於大の方に言った言葉が自分の母への思いなんだよな…つら。
そして帰蝶も気の毒。そりゃ信長から離れるし十兵衛お前が始めた物語やぞって言う訳だわ。
家康の辺りは、今見るとどうする家康との比較が面白い。一つの史実からこう違った視点で大河を描けるのは凄い。麒麟のような天下人の片鱗を感じるような家康も魅力的だし、どうするのような心優しいひとりの人間としての家康も面白いと思う。
あとさぁ…十兵衛くん、桶狭間の後のあの笑顔反則だよな…つか、明智光秀を大河でやるって聴いた時、どう描いても敗者という結末は変わらないんだからなぁと思っていたのが、思い出したけどこの辺りからそんなことをすっかり忘れて見ていたんだよな。この話は本当に、道三と十兵衛が始めた物語に始末つけた、というだけで終わってはいけないよ…天海に繋がったんだよ…