悪魔のレンズを借りたので、8日間ねぷた・ねぶた・立ねぷた漬けになってみた(後編)
「悪魔のレンズ」M.ZUIKO D ED 12-100mm f4 IS Proをレンタルして、8/1〜8日の毎晩祭りを撮りに行った記録、ようやく最後です。
前回のnoteはこちら。
今回は8/7青森ねぶた海上運行&花火、8/8五所川原立佞武多最終日の2日間です!
写真はだいたい撮って出しで貼っていきます。選ぶので精いっぱい……。
8/7 青森ねぶた海上運行&花火大会
8/2の初日を見に行った青森ねぶた、あの時は10年ぶりの観覧でした。
まさか、その5日後に最終日を見に行くとは。
青森ねぶた祭りの最終日は、受賞したねぶたが筏に乗って海上を運行し、それと同時に花火が上がるというパレード感満載のフィナーレです。
2日もけっこうな混み具合でしたが、7日は青森駅に到着した時点でこれでした。
下手に車で市街地へ入らず、浪岡駅で駐車してJRで来てよかった。
屋台も飲食店もトイレもまだイベントが始まる前から長蛇の列で、小さい子連れだと色々大変そうでした。
青森市はいつでも来れるから、ことさらグルメしなくていいよね、と夫婦で意見の一致を見て、商工会議所1階のセブンイレブンでイガメンチおにぎりなど買って広場でつまんでました。
さて、ここからOM-D E-M5 MarkⅢ+悪魔のレンズM.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS Proの写真です。
おにぎり型のビル「アスパム」の横にあるねぶた小屋群に、今年運行していたねぶたが並んでいます。
ここにいるってことは、海上運行には出ないねぶたかな?と思いつつパシャパシャ。
どこに行ったらいいのかわからず、湾沿いの公園を人の波に押し流されるように移動しました。
帰りもめちゃくちゃ混みそうだったので、だいたい見たところで20時過ぎには駅に戻りながら花火を見たり撮ったりしてました。
無料エリアからだとねぶたはかなり遠目なので、皆さん花火をメインの楽しみにして来ているのかな。海上のねぶたをしっかり堪能するには課金が必須そうでした。
青森市民は無料でもよく見える秘密の場所を知っているのかもしれません?
8/8 五所川原立佞武多まつりファイナル
1日から毎日祭りを見に行く酔狂な日々もついに最終日。
弘前、青森と少し会期をずらした五所川原立佞武多(ごしょがわらたちねぷた)祭りの最終日です。
この日は地元民のフォロワーさん情報で、陸奥鶴田駅まで車で行って、一駅だけ五能線に乗って五所川原へ。
五能線初めてですが、びっしり混んでました。絶対普段と違う。
もう少し早ければ吉幾三さんのパフォーマンスが見られたようですが、運行が始まってからだったので間に合わずでした。
先頭の立佞武多についていきながら、相互フォロワーさんとやりとりをして「2人なら座れるよ!」のありがたいお言葉に合流すべく移動します。
しっかりと堪能しました!
そして、ちょっと早めの便に乗ろうとしたら。
改札も行列でした。
けっこうぎゅうぎゅうでしたが、駅員さんが人を押し込まないだけ、東京の朝のラッシュよりはマシなはず。それでも身動きが難しいほどの混み具合でした。一駅でよかった!
(毎晩運転してくれた夫氏に感謝)
まとめ 祭りには高画質ズームレンズ!
さて、今回8日中7日間、この重たいレンズを付けてお祭りを撮影してきました。
マイクロフォーサーズ界隈で神とも悪魔とも言われるこの「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm f4 IS Pro」、レンタルして使ってみた感想はこんな感じ。
意外とE-M5でもいけるけど、レンズの方が重いので前に傾ぐのがデフォルト
シンクロ手ぶれ補正の威力は動画でより体感した
被写体ぶれは仕方ない。しばらくはシャッタースピードとISOを試しまくった
F4でもねぷた・ねぶたはLEDでバチバチに明るいから問題なく撮れる
むしろ白トビ対策で暗めに撮っておくことが多かった
お囃子や観客、曳き手などを撮るにはISO感度3200くらいまで上げた
手持ちの高倍率ズームでは望遠端f5.6〜だけど、f4と比べると夜に差が出た
買うかどうかはまだ検討中です。
なにぶん、12-40mm f2.8でさえ重たがって12-45 f4を買い足したくらいなので、この600g近いレンズをどれだけ持ち出せるか?
それに今の相場だと新品は安くても17万円くらい。それだけのコストがかけられるか?
お祭りなどピンポイントな日程だけレンタルで済ましてもいいのでは?
などなど。
カメラは取材の仕事にも使うけれど、写真がメインではなく記事を書くのがメインなので。
まだしばらくは悩んでみます。
たくさんの写真を見ていただき、ありがとうございました!
マイクロフォーサーズ使ってる・使ってた方、ぜひコメントください。