見出し画像

はじめてのNote〜占い師をやめたからこそ伝えたい、占いのリアルと副業のヒント〜



1.自己紹介とNoteを始める理由

はじめまして。玄明(げんめい)と申します。

私は20年以上にわたって占い師として活動し、タロットと西洋占星術を専門に延べ2万人以上の鑑定を行ってきました。主に対面鑑定を中心に、多くの相談者の人生に向き合い、占いの世界にどっぷりと浸かってきました。

しかし、コロナ禍をきっかけに占い師としての活動を終了、現在は故郷に戻り、占いとは関係もない家業を継いでいます。こうなる予感は以前からあったので、覚悟はしていたのですが……まさか、世界的パンデミックが原因になるとは、さすがの私も予想できませんでした。

そんな私ですが、職歴が職歴なので姪にあれこれと聞かれることが多く、それにこたえているうちに、

「それ、ネットで広めたほうがいいよ」

などと言われ、さてどうしたものか……と考えているうちに、「Note」の存在を知り、出版(?)の鬼門となるヴィジュアル要素もAIでどうにかできるということがわかり、

「だったらやってみるか」

という軽いノリで、新しい名前を名乗り、占いの世界に少しだけ戻ることにしました。

とは言え、それ以上に、「Note」を始めようと決意した理由は、「占いのリアルを知らない人が多すぎる」と思ったからこそです。


2.「占いを仕事にするリアル」を伝えたい

最近、SNSやYouTubeなどを通じて、「占いを副業にしてみたい」「タロットを勉強すれば稼げるのでは?」と考える人が増えているのを感じます。

アプリやオンライン鑑定の普及により、個人でも簡単に占いの仕事を始められる時代になり、「ちょっと勉強すれば、すぐにお金になる」と思われることも少なくありません。

しかし、長年占い師をしてきた立場から言わせてもらうと、占いを仕事にするのは決して甘い道ではありません

占い師として真剣に向き合えば向き合うほど、精神的な負担が大きくなります。相談者の悩みを受け止めるプレッシャー、常に「当てなければいけない」という期待、さらにはお金をもらっている以上「外したら信用を失うかもしれない」という怖さ——占いを仕事にするというのは、こうした見えないストレスと常に向き合うことでもあります。

また、「占いは当たるかどうか」だけで評価されるものではありません。単に「当てる」ことにこだわると、占いの本来の価値を見失います。相談者にとって本当に必要なのは、「未来を知ること」ではなく「今、自分はどうすべきか」という指針を得ることだからです。

だからこそ、占いを仕事にしようと考える人には、「占いの世界のリアル」も知ってほしい。夢のある仕事だからこそ、現実的な厳しさもきちんと伝えていきたい。そう思い、この「Note」を始めることにしました。


3. それでも副業として占いをしたい人にノウハウを届けたい

とはいえ、占いを仕事にすること自体を否定するつもりはありません。むしろ、適切な心構えと知識を持てば、占いは人の役に立てる素晴らしい仕事でもあります。

私自身、20年間占い師として活動してきた中で、多くの学びがありました。仕事として続けるためには、ただ占術を学ぶだけではなく、相談者との向き合い方、価格設定、自己管理の方法など、さまざまな要素が求められます。

この「Note」では、占いを副業にしたい人のために、実際に占いの仕事をする上で必要な知識や、占い師として長く続けるためのコツをお伝えしていきます。ただのマニュアルではなく、私自身の実体験を交えながら、「現場で本当に役立つノウハウ」を発信していく予定です。

「占いを学びたい」
「副業にしたい」
「占いを仕事として続けるためのヒントを知りたい」

そんな方々に向けて、占いをより深く理解し、活かせるような情報をお届けしていきます。

本業が多忙なこともあり、時々、思い出したようにコンテンツを追加する程度になるでしょうが、今後ともお付き合いいただければ幸いに思います。


4.ところで

私の正体に気づいた方は、どうか見ないふりをしていただきたい。あれだけ大見えきって、もう二度と占いの世界に戻らないとか言っておいた手前、やはり……ねぇ?

あと、ここまでやってみて思ったことですが、かつて占いで出版関係の仕事をした際には、それはもう、編集者やイラストレーターやデザイナーの方々と苦労して詰めたものですが、今はAIでそこそこのものが作れるとか、誤字脱字もAIでどうにかなるとか──すごい時代になったものです。

物書きとしては素人な私の雑文ですが、ここから皆様が、何かを得ていただければ幸いに思います。


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集