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はしりがき

「エッセーが書きてー。」

2023年1月。道内某所(都内以外をこう表すとなんとも言えない違和感がある)のサウナ室にて思い立った。その日のうちにアカウント作成、記念すべき1本目の投稿の作成までを目にも留まらぬ速さでこなした。
「このムーブはいわゆる「しごでき」なのではないか」と思えるぐらいは、自己肯定感を携えた人間が綴る。

当方、しがないという表現にすら気後れするほど、しがない23歳男性で、身の回りをくるくると何周見渡しても、特異なものが見当たらない平凡のなかの平凡。
だから、興味津々、抱腹絶倒、空前絶後の文章なんて到底書けない。
ただなんだか無性に文章が書きたくなってしまった。もちろん、なんの思惑も策略もあるはずがない。「ネオ・ヒトリゴト」と言ったところか。

実際にかくごを決めたまでの経緯はいくつかある。
まずは、何を隠そう当方非常に人から影響を受けやすい。以前から、いわゆるインフルエンサーの方々が何らかのプラットフォームを使って自己表現をする姿を指を咥えて見ていた。「やってみたいな〜」って漠然とした思いがあったわけだ。思いだけをもってウジウジ何もせずにいたけれど、この度、一念発起書きはじめて見たというところ。
また、エッセーを読んだり、ラジオを聴いたりと、人が自由に表現したことを受け取るのが好きだったのもある。実際に見聞きすると、自分でもやってみたくなる感じがあると思う。それだ。なにかを始める動機ってこんなもんなはず。
あとは、パソコンを新調したこと。理由をつけて触っていたい。まだまだ子ども心は捨ててやらない。
それから、なんとなく趣味が欲しかったこと、あわよくば誰かに届いたら面白いな〜と思ったこと、などなどなど…。

だが、何より一番大きいのは、書くことが潜在的に好きだと気づいたことだ。
仕事の一部として、週に1本はまとまった文章を書く。社会の歯車に本格的に組み込まれて約8ヶ月。20本以上の文章を書いてみて、「あ、これ楽しいかもしれんな。」とぼんやり思いはじめていた。そこから、「趣味としてエッセー書きはじめて、楽しく文章力ついたらめっちゃよくね?」と。相互作用を期待できると信じて疑わなかった(なお便宜上、過去形だが今も疑っていない)。

かくかくしかじか、あったこと、考えていることを気ままに書いていきたい次第。毎週月曜日に書けたら100点かなあ。明日からの自分、よろしく。

1本目の所感は「おもしろい文章ってむずかしい」。文字に起こすと、ひどく矛盾を孕んでしまった気がするが、これに尽きる。文才ある人々すげー。





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