ANYWHERE / FLOWER TRAVELLIN' BAND 嘘感想
一発免停待った無し
運転事故が多くなった昨今、ドライバーの安全運転への意識をもう一度見直そうとする時代にまさかの大暴れ珍走ジャケット。
裸体にノーヘルという一体捕まえるときの罪状はどちらに重点を置くかで論争が巻き起こったのは有名。
ちなみに最終的な罪状はバイクの車検切れ。
このジャケットに使われた写真はバイクで走っているはずなのに髪がなびいていないことから実際には走っていないのではという説もある。これはアポロ11号の乗組員が月面で旗をなびかせたことで「旗がなびく=大気がある=真空ではない=月では無く地球で撮影」というアポロは月行って無い陰謀論と並びアメリカでは長く議論のまとになっている。
またファッション業界からは写真中央の男性がスニーカーに目を向けさせるためにあえて他の衣服を捨てる究極の引き算ファッションとして評価を得ているが本人は足し算のファッションだとこれを否定。やはり裸が基本らしい。
バンド名から分かる通りお花と旅行を趣味とするマダム的要素のある彼らがどのような作品を作ったのか。
曲目です。
1.ANYWHERE
「どこにでも」と歌われるこの曲はグループの定例行事のお花見お茶会での「今度の旅行どこにしようかしら?」という発言への回答。
お金があるのでどこにでも行けるという類の答えなのだがメンバーの1人は最近散財してしまったので近場で済ましたいといった旨の歌詞も散見する。
2.LOUISIANA BLUSE
次の旅先はルイジアナに決定。先述したメンバーの陳情は聞きいられず。そんな彼によるお金が無いが旅行には行きたいという人間心理をつくブルースが今作。
3.BLACK SABBATH
ブラックバスの誤表記。ルイジアナでの釣りがよほど楽しかったのか釣ったブラックバスがピチピチ跳ねる音を録音したもの。徐々にピチピチ音が少なくなっていき最後には無音になる様子は聞いていて少し恐怖を覚える。
4.HOUSE OF RIGING SUN
無人住居での寝泊りを歌ったもの。いろんなところに旅行をする彼らは毎回ホテル代を出して寝泊りするのにストレスを感じていた。
ある旅行の最中空き家を見つけた彼らはそこに侵入し一夜を過ごした。バレたらマズイという背徳感が高揚感に変わり彼らは何度もそれを繰り返した。あの事件が起きるまでは...。
5.21st CENTURY SCHIZOID-MAN
空き家に侵入することに抵抗が無くなっていたある旅の日。まるで空き家を我が家のように使い旅の疲れを癒していた時にそれは起こった。
そこは確かに誰も住んでいないはずだった。しかしそこはすでにやつの巣だったのだ。
そう、21世期の精神異常者の。やつは彼らと同じように旅の疲れを癒しにきた無法者たちを次々と殺してきた快楽殺人者なのだ。
ホテルのように登記簿も無いここでは誰が行方不明になっても分かるものはいない。己の楽しみのために殺人をするやつにターゲットにされた彼らはしかし辛くも逃げ延びた。
この時急いでいたため裸でバイクに乗っていたのがジャケットの写真ではないかとも言われている。
6.ANYWHERE
一曲目と同じタイトルだがその内容は旅行の計画を楽しげに進めていた以前とは大きく異なる。
このアルバムラスト曲のANYWHERE、つまり「どこにでも」。これは快楽殺人者が逃げたメンバーをどこまでも追い詰めてやるという脅迫曲なのだ。 もう彼らは楽しい旅ができない。できるのはやつから逃げるための逃避行だけなのだ。そんな彼らに手向ける花は果たして。
B級ホラーみたくなったけど嘘です。
およそ音楽アルバムの感想とは思えない着地の仕方しましたがこれはテキトーこいたものなので真に受けませぬよう。途中から何故か某ニコルソン氏が頭から離れませんでしたが一切関係ありません。
次はちゃんと聴いて雑感書きますので
それではー。
聴きましたー。こちらもよろしければー。↑