番外編3
般若心経と仏様
般若心経をお唱えすると、直感力がついたり、変なものから干渉しなくなると聞いたので、お唱えをするようにしているのですが、お唱えをしているある日のことでした。
突然厳しそうな声で、
『そんなに霊力をつけて何とする!』
と聞こえました。
何だろうと思ってると、また
『そんなに霊力をつけて何とする‼わしらの領域に踏み込むようならば、力を吸い取るぞ‼︎』
とても厳しく力のある声がしました。
いや、この力で人の役に立つことが出来れば、やりますが、それ以外のことはする氣はにいです。
そう答えました。
『そうか、それならばよいが、もしわしらの領域に踏み込む事があるならば、力を奪うぞわかったな。』
は、はい。
でもそんなに自分は力無いですから、心配なさらなくても良いとおもうのですが。
『いや、そんな事はないぞ。わしの声が聞こえてるだろうに。』
そう言った声は先ほどよりも優しく感じました。
そして、頭に浮かんだ声の主のイメージは、不動明王様でした。
その様な方の声が聞こえるなんて光栄だなぁと思いました。
何で不動明王様が来られたのかはわかりませんが…。
この様なこともおっしゃっておりました。
『ある程度霊能力がある者には、厳しくしておる。わしらの領域に、勝手に入って来られてもこまるからな。まあその時は霊能力を奪えば良いことなのだが。』
そんな事を勝手にする方がいるのか、不明ですが…。
僕には出来ない事ですので、安心して下さい。
『そうか、まあよい。何かあったらわしを呼ぶがよい。』
あ、ありがとうございます。
不動明王様をお呼びする時は、どうすれば良いのでしょうか?
『わしの真言を3回唱えよ。』
3回お唱えですね、分かりました。
ありがとうございます。
すでに不動明王様の気配が、消えてました。
何か怖い声が聞こえたら、不動明王様に助け頂こうとおもいます。
でもビックリしたな。
厳しい声で現れるんだもんなぁ。
何かかの際は、お守りして下さいよろしくお願い致します。
ああ大事なこと忘れてた。
不動明王さまのご真言覚えなきゃだね。
最後まで読んで頂きありがとうございます。