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後祭り宵山っ!

今日はもう、後祭りの宵山です。我町内のお山、「橋弁慶山」も、全力投球の賑わいとなりました。一昨日の山建ての様子も、どうぞ。

おお、あれに見えるは、四代目君!先輩ばかりの町内会の皆様に混じって、緊張の面持ちであります。片山さん本店のバーゲンのナイター営業も、今夜が最後。お見逃しなく!

21日昼前の町内一周の曳き初めのようす。建てたばかりのお山が、本店の前も通ります。

そして、昨夜の様子。祇園祭の象徴とも言える、駒型提灯がゆらゆらと灯り、御神体おふたりも、所定の位置に、すっくと立たれました。ん?耳を澄ますと、聴こえて来ませんか?牛若様と弁慶様のお声が。
う「ううむ、弁慶、無沙汰じゃの」
べ「まこと、一年の間、箱詰め暮らしは、長うござりまするな、御曹司」
う「しかも全身バラバラじゃからの。町衆の目を盗んで、遊びにも行けぬわ」
べ「ははっ。もしお出かけになっていたら、ホラーになりまする」
う「弁慶、山建て最中の儂の後ろにおられるのは、片山殿の若殿かの?」
べ「さよう、今年は巡行のお供など、アクティブなくだりは、若殿がなされておられまする」
う「若者を信じて潔く譲るとは、中々よき大殿じゃ」
べ「げにも」
う「明日の巡行ぐらい、親子うち揃うてお供されればよいのにの」
べ「親族仲良きは、替え難き幸せでござる」
う「(ほろり)」
べ「こ、これは、失言でござった。御曹司、お兄上の頼朝様も、きっといつの日か、御曹司の反心なきを、わかってくださりまするぞ」
わかる人しかわからない、マニアックな話題になってしまった。
有名な、牛若丸と弁慶の出会いの場面を現した橋弁慶山、明日の巡行では、先頭を行きます。よろしくね〜っ!

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