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すなおなことばのはなし。

思ったことをだいたいそのまま捕まえて文字にしていたら、ぽちぽちと反応をいただけている。
たまに捕まえ損なっている言葉たち、後でまた会おうぜ、五年後くらいにはきっと捕まえる。

世に出した後のことまでは流石に予想の範疇外なので、世界に甘やかされていると思うし感謝の限りを尽くしても足りない。
いつもありがとうございます。

さて、一体推しの何が好きなのか、どこがたまらないのか、何に対して両手で顔を覆って床をごろごろするしかないのか、明確に言葉にするのは難しい。
でも他人の脳内を覗けないカテゴリの人間は言葉にしないと伝わらない。悪あがきと言われても、やるしかないのだ我々は、という話が今回の結論です。

いつも途端に言葉の選択肢が狭まって、前々回だかに言ったが「待って無理本当にちょっと待ってしんどい好きむり……はーーーーーーすき…………」である。これが本音の部分。
これをそのまま口に出すことも可能だが、相手との距離感によってはほぼ9割がた距離を置かれるだろう。置かないでいてくださる方々、ありがとう。

心という限りなくふわふわした輪郭のありそうでないもの、自分の視点からはなんとなくこの辺りまで、という感覚はあるけれども明確にその線引きをできないもの、引いてしまえば違和感が付きまとうもの。
その中の波のような動きを、ただでさえ捕まえ損ないがちなのに、なんとも素早く的確にしっかりと捕まえて握りしめて離さない技術が必要になる。

無理ゲーだな?

強くてなんとやらどころの話ではない。だがそれに屈している場合でもない。
ただレベルを上げて物理で殴れもしない。それを繰り出す隠しコマンドを知らない。
たまにそれを知っている人がいて、世界のソースコードを読める人がいて、あるいは感覚で理解している人もいるんだけれども、それはそれとして。

若干前回の続きのようになるのだけれども、心というものは全ての自然現象と同じで、容易に制御なんてできないし、極めてふんわりしたものを言葉というある意味最高に不器用な表現方法で伝えることは、根本的には無理なんだと思う。
だけど私は推しのいいところを語りたいし、興味を持って欲しいし、可能であれば自発的に推しのことを知る行動をして欲しい。

言葉にしないと伝わらないから、身を削りながら魂を削りながらその心を吐いている。できるだけ素直な言葉に乗せて。
息は、吐かないと吸えないのだ。儚いと、吸えないのだ。地に足つけていこう。

なんて気取ってる場合じゃないぜ、昨日と今日と今この時と、1秒以降の私たち。魂まで手放すんじゃないぜ、お前のそれは失くしちゃいけない。

根がネガティブだと力技でポジティブ変換できるのでそこは大変助かっている。そこには推しの存在が大きい。
でも私はまだその全てを伝えきるだけの言葉を持たない気がする。言葉でなんとかしようとするためのなにか。

ちょっと悲しいことがあって、別れの季節が続いて、なんとなく薄暗くジメジメした記事です。
2秒後には楽しくやってますが、まあそんな時もあるということですし、変わらずこのnoteへのサポートなどは全部「宗谷募金」(指定があればそこ)へ生きます。ご安心を。

今日も世界が私に優しい、これはいつものことだけれども、常にそこには試練があって、今日はどうにも負け戦をやっている気がしている。

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裏参道
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