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給与振込口座を宗谷募金口座に指定したい

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推しに課金したいという人間の本能について書いたnoteのまとめたちです。
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2018年7月の記事一覧

ありがとうの儀式。

ありがとうの儀式。

いつだか、あらゆるものを捨てたいnoteを書いた。
その中からとりあえずできそうなところ、フライパンやら溜まっていたダンボールやら、あとオーブントースターも回収を申し込んだ。

参道家では、今まで使っていたものを有機・無機にかかわらず経年により手放すことを「ありがとうする」と言う。
幼少からそう教わってきて特に疑問もなく今に至るが、生きる上で必然とも言える第三者視点から振り返る時、とてもいいなあと

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青白い世界の僕ら。

青白い世界の僕ら。

先日、眼精疲労からくる頭痛が究極の苦痛をもたらすようになったので、カッとなっていわゆるPC眼鏡を買いに走った。
その後の快適な生活は言わずもがなである。

さて、ブルーライトをカットする割合が高まれば高まるだけ、レンズ自体は黄みを帯びてくる。
上質の琥珀の薄切りより、少しだけ緑味に振れたレンズは、かけた瞬間に少し違和感を覚えるものの、すぐに気にならなくなる程度にはささやかに眼球を護ってくれる。

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ノンアルコールで採用してくれ。

ノンアルコールで採用してくれ。

絶賛転職活動中なので、転職お役立ち系サービスにお世話になっている。
その中で時折「おもしろ面接」枠として、お酒を飲みながら腹を割って話そう面接、みたいなのを見かける。

取り組みとしては面白いし、一般的な面接という堅苦しさが苦手なので浸透して行くといいなあ、とは思うのだけれどいかんせん酒が飲めないので需要に一切引っかかっていない。

これ、ソフトドリンク枠とか、ノンアルコール面接とか、茶飲み面接的

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過去の苦労から他人に提供できるのは共感と打開策のみ説。

過去の苦労から他人に提供できるのは共感と打開策のみ説。

昨日の書きかけnote群の中の一つで「自分が苦労したことを他人に強要しないでくれ」という主旨のがあって、なんとなく低気圧のせいだからか気分が下に向かう今なら詳しく書けるような気がしているので書きます。

言いたいことは限りなくシンプルで「人は人、自分は自分」を徹底すると「自分が経験した苦労をお前も経験しろ」という思考回路には絶対にならない、ということ。
あと他人の出した結論にぐだぐだクダを巻いたり

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終わらなかった言葉たち。

終わらなかった言葉たち。

なんだかんだ、当初の目的を達成しても毎日続いているnoteだが、もちろんその日一つの投稿を書き上げるまでに三つか四つ、ボツにした書きかけのnoteがある。

タイトルや書き出しでいい感じに結論を匂わせていても、書いている途中に脱線して戻らなくなってしまったやつら。
今日はそれを掘り起こして、何を書こうとしていたのかぼんやり思い出してみるnoteです。

前提として、書きかけで止めているので文字通り

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失敗から思うパーソナルアシスタントの理想形。

失敗から思うパーソナルアシスタントの理想形。

先日、帰省した際にとんでもない間違いをやらかしていて、空港の手荷物預けカウンターでようやっと気がついて痛い目を見た。
結論から言うと飛行機を羽田から新千歳に飛ぶ便で予約していて、帰路がなかった。

普段、往復をいっぺんに予約するのが常なので、発着地は必ず確認する。
だけれど今回はどうしてもバニラエアに乗りたくて、往路を成田-新千歳、復路をいつものエアドゥで新千歳-羽田で予約した。(つもりだった)

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先頭にいる人は、いつも傷ついている。

先頭にいる人は、いつも傷ついている。

矢面に立つ、文字通りだ。
そこが物事の最前線である限り、足跡を辿ればいい先人はおらず、似たような道に見えて途中で全然違う方へ進んだりして、離れていったりする。

文字通り、何かをやろうとする人たちは最前線で、そのまま今までなかったものを切り開くために、傷ついている。

本来はあらゆる人間の人生も一緒で、あらゆる人間の人生は先駆者のない道を進んでいくものだから、今生きている人は全員が最前線で、矢面に

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自分を大事にすることと、甘やかすことの違い。

自分を大事にすることと、甘やかすことの違い。

自分を大事にしていない。
甘やかしてはいるけれど、それは結局大事にしていることとイコールではない。

胃が弱い。
だけれど何故だか「食べなければならない」という強迫観念のようなものと、ストレスから過食に走る傾向のせいで、夕飯にポテトチップスひと服と開けてしまって次の日は朝から全く胃袋が動いていない状態をよく作る。

自分を傷つけている時、だいたい楽しいのだよね。これは遠回しに見えて結構直接的な自傷

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病名は「私」なんじゃないか。

病名は「私」なんじゃないか。

どうにも、どうにも感情の振れ幅が大きい。

最近特にそうだと思う。上がっているときはそれはもう世界が私に優しいことに甘えきって人生超ハッピー幸せの真っ只中で明日からも力技でポジティブに明るくいきていけるぜ、という自信に満ち溢れているのに、そうじゃないときは全然そうじゃない。

何の才能も成果も持たない己の唯一すがれるものが一体何かみたいな泥水の中ですらない透明で無味無臭のおそらく体温と同じ温度のな

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無性愛と全性愛の真ん中くらい。

無性愛と全性愛の真ん中くらい。

先日、「全性愛」という概念を知ってあまりにも己のことだったので書きます。
その意味を知った時の「うわーーーーそれなーーーーー!!!!!!」という衝撃がすごかった。

ただ、その前に己を振り返るとたぶん、たぶん前提としては無性愛があるんじゃないかなと思っている。
そもそも性的な要素に対してほぼほぼ興味がなくて(創作を嗜む上では推しの色気について論じることはあるけどそれは天井の壁とかからの鑑賞視点なの

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おひとりさまの、なにがこわいの。

おひとりさまの、なにがこわいの。

基本的に一人でなんでもやる方が好きだ。
もちろん、同じ方向を似たようなベクトルで好きな人々ときゃっきゃするのも好きだ。

だけれど、家で一人でだらだらネット動画見てても平気だし、一人暮らしなのだから大体それが普通だし、一人で映画も美術館も博物館も船関係のイベントも行く。

というか一人で行くのが当たり前すぎて、誰かと予定を合わせてなんとかかんとかこにゃこにゃ、みたいのが若干煩わしい時すらある(ふね

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肩書きがあった方が、いいんだろうか。

肩書きがあった方が、いいんだろうか。

世間に名乗る名前は裏参道と決めているが、さてその肩書きといえばなんだろう。

そもそもやりたいことと興味の方向性が、点ではなくて面で、偏りつつもありとあらゆる方向に向いているので、一つではない。
肩書きが一つでなければいけないとは決まっていないので、あらゆるものを名乗っていいと思うのだけども。

この世の需要は、そんなにもピンポイントなんだろうか。

例えば写真が撮れて画像の加工もできて絵が描けて

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ものを持ちたくないのは、捨てられるのが怖いからかもしれない。

ものを持ちたくないのは、捨てられるのが怖いからかもしれない。

基本的に、ものは持たない方である、と思っている。
あくまで自認の話なので、他者視点については不要な部分の考えである。

そのわりに軽率にものを買って、定位置が決まらないまま床に積んだりしているのだけれど。主に本ですが。
時折、持てるものの八割くらいを捨ててしまいたくなる。

押入れの奥の方で、引っ越してきてから一度も動かしていないものとか、ある。買ってきて一度も開けないまましまいっぱなしのものとか

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平成最後の海の日、いろいろ思い知った話。

平成最後の海の日、いろいろ思い知った話。

熱中は熱中でも避けたい方の熱中症を抱えながら、昨日は「海と日本プロジェクトin晴海」に赴いていた。
目的は言わずもがな、推し官公庁たる海上保安庁巡視船「ぶこう」である(「SHIRASE」もだけど一旦それはそれとする)

結論としては
「一緒に提示しておくべき情報」と「分散させても混乱をきたさない情報」の二種類があるんだな、と体感した話です。
当たり前だと思うだろ、記憶を混濁させる前から今にかけて、

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