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【西洋建築史】ミラノ大聖堂(イタリア)

前回からの続きです.
新問題対策として,次の知識を知っておいてください.

【問題】◯か×で答えよ
ミラノ大聖堂は,双塔形式でなく,100を超える尖塔が建ち並ぶロマネスク様式の大聖堂である.


【解説】

ミラノ大聖堂の模型(東武ワールドスクェア

↑のように,ミラノ大聖堂は,他のゴシック建築のようみ西側にアプローチ部分のファサードが双塔形式でない.

↑が双塔形式のファサード(ノートルダム大聖堂(パリ))

フランスから始まったゴシック建築は,ドイツやイタリアにも広がっていく.ドイツ ゴシックの代表作が前回,紹介したケルン大聖堂(コチラ)であり,イタリア ゴシックの代表作が今回,ご紹介するミラノ大聖堂である↓

Google Earthより

↑画像のように,130を超える尖塔が建ち並び,天へと向かう垂直性・上昇性を強調している.

ミラノ大聖堂の平面図(ケルン大聖堂同様に5廊式)

問題文には,ロマネスク建築とあるが,ゴシック建築であるため誤り.
【解答】× 
上記の解説動画(60秒YouTube)は↓

続く



【参考となるYou Tube動画】時間のない方は視聴不要

以上

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