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【学科】ビルバオ グッゲンハイム美術館(用途/美術館)

前回からの続き【建築作品を学ぼう♪】シリーズ.

今回は,スペインのビルバオ市にあります,ビルバオ・グッゲンハイム美術館.前回,紹介したニューヨークにあるグッゲンハイム美術館と同じくグッゲンハイム財団が運営.
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■解説

~↓↓↓1分で解説!YouTubeショート動画↓↓↓~

外観

コンピューター支援設計プログラム(CAD)の航空工学用コンピューターソフトウェアの拡張版を使用した彫塑的なデザイン(=粘土などの可塑(かそ)性のある材料を用いて造った像のような形態のこと)が特徴の,フランク・オーウェン・ゲーリーによる設計.チタン,鋼鉄,ガラス,ライムストーン(石灰岩)によって構成され,その平面計画は,19の展示スペースに囲まれた有機的なうねりのある形状のアトリウムを特徴とする.美術ギャラリーに加え,オーディトリアム(=劇場やコンサートホールなどの中にあり、パフォーマンスを見たり,聞いたりするための場所)やレストラン,カフェ,図書室などがあり,市の公共施設として機能している.

3層吹抜けとなる中央のアトリウムがエントランスとなっており,三層にわたる展示空間(ギャラリー)が中央アトリウムを囲うように配置されている.


■学科試験ではどう問われる?

平成17年(2005年)にはこのような問われ方をしました↓

【計画問題コード17251】正しい記述かどうか?
「ビルバオ・グッゲンハイム美術館(Frank O.Gehry)」は,彫塑的な形態であり,三層にわたる展示空間が中央アトリウムを囲うように配置されている.

【解答】〇


■まとめ【サマリーキーワード】

 ✅彫塑的な形態
 ✅中央にアトリウム
 ✅三層にわたる展示空間
 ✅三次元曲面のフォルム

■建物概要(製図試験対策用)

 【建  物  名】ビルバオ・グッゲンハイム美術館
 【設  計  者】フランク・オーウェン・ゲーリー
 【所  在  地】Abandoibarra Etorb., 2, 48009 Bilbo, Bizkaia, スペイン
 【竣  工】1997年

今回は以上です♪
次の建築作品へ続く


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