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【学科】合格者「pen」さんの『合格点突破ノウハウ』
後編は合格ロケット ユーザーのみ,合格ロケット アプリのオンライン講義から視聴できます
令和6年(2024年)に一級建築士学科試験に挑戦し,合格を成し遂げたpenさん.本番での科目別の取得点数は↓
計画 16点
環境設備 16点
法規 28点
構造 26点
施工 22点
合計 108点
とりこぼしは5点でした(詳細はコチラ).
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penさんが合格点を突破できた勉強法は↓
○本当に過去問だけで合格できるのか?
私自身は過去問だけを勉強の対象にしました。過去問「だけ」という言葉にしてしまうと限定的な印象を受けますが、過去問の〇×のを覚えるのでなく、過去問の理解を深めるように心がけました。
○効率的な過去問学習のコツとは
メリハリをつけて進めることだと思います。限られた時間の中で自分にとって繰り返し学習が必要なものを見極めてゆくようにしました。私は20年分全ての問題を解いたのは 1 巡だけでした(これがお勧めできる方法か分かりませんが)。ただ、自分の学習特性は個人でそれぞれだと思います。学習の「コツ」とは少し違う のですが、学習スタイルや習熟度など自分がどういう状況にあるのか?を理解できればよいのだと思います。これが結構、わからなくて・・・。学習のベンチマークを誰かが示してくれるといいなぁと考えていたのですが、結局、ベンチ マークは自分で設定するもので、それが苦しいのだと思いました。
○どんなスケジュールで勉強したか
私は 11 月から勉強をスタートしました。1 巡目の終了を 1 月末と目標設定して、問題数の合計から週当たりの問題数を逆算してそれを基にスケジュールを設定しました。
◇合格ロケットの学習計画機能の説明動画(60秒)は↓
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上記のロケットでの一問一答式の他に、下記の実行を日課を決めました。
1.建物ツイート:毎日「X」に 1 つずつ過去問に出題されている建物を投稿しました↓ (penさんのXはコチラ)
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その他,Xに投稿していた内容は↓
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2.力学計算:苦手な構造科目の中で比較的安定して得点できる力学問題を毎日 2~3問は続けました。
3.法規図問題:図問題だけ抜き出して、毎日 2 問ずつ続けました。
4.通勤や外出時の車の運転中にロケット音声データを聞き流し
※「何も勉強しなかった日」が無いようにしました。
・学習時間の管理は、手帳に簡単な予定と学習したことや感想を記入する(PDFはコチラ)と共に、Excel に学習内容と時間を記録して週毎や科目毎、累計の時間等を算出するようにしていました↓
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・資格学校に通わずに 1 人での学習で、合格ロケットのオンライン講義は貴重な学習の機会でした。知識の深い 講師の方の説明は、何より短時間にピンポイントで重要部分の理解が深まりました。
動画ライブラリー会員 も利用して、学科試験直前まで不安な部分の講義を繰り返し視聴しました。
動画ライブラリー会員限定のオープンチャットに参加した事は、モチベーションの維持に繋がりました。
自分のやっている学習の成果を確認する機会が少ないこともあり、「このままでよいか?」と私自身はずっと不安をかかえていました。自分では「まだインプットが足りていないなぁ」という感覚なので「四肢択一式問題」に切り替えてゆくタイミングを先送りにしていました。それでも、オープンチャット(動画ライブラリー会員限定)の受験生や合格者の方などから 「模試(=四肢択一式の出題)」の重要性をお聞きして、4 月以降、資格学校が無料で提供されている模試を試してみました。結果、 私は 一問一答式よりも 四肢択一式の方が素直に考えられると思いました。
6 月以降は、四肢択一式問題を試すように方針を変えました。その間も上記の日課は続けています。
四肢択一式を解くことは、学科試験本番の感覚をつかむのによかったと思います。 特に法規科目は試験時間が足りなくなりがちなので、時間管理(解くスピード感をつかむ)を心がけまし た。近年の過去問題、資格学校の模試等の問題を利用して「15 分で 5 問解く」の練習をしました。(この くらいのスピードで進めると、本番でも最後に見直しの時間を確保できます)
○模試(ウラ指導の一発逆転模試) の活用法
私はせっかちでイージーに取り組んでしまうと、案の定失敗する。というループに入ってしまいがちで す。ウラ模試は特に、先生方の声が聞こえてくるような出題でした。得点もさることながら、設問のどこに着目するべきなのかに注意して、どの問題も流さず注意深く取り組みました。 問われていることにピンと反応できなかった問題を中心に、繰り返し復習をしました。
○本番で悩んだ事や心構え等
前述のように、模試など割合と成果が出ていても自分ではずっと不安をかかえていたのですが、有本先生 からウラ模試の講評で「上手く対応できている」とのお言葉をいただいて「少し自信をもってやろう」と思 えることができました。試験当日は初めの計画科目で早速「こんなん知らんなぁ」と思いつつも、「でも、△ △問は正答できそうだから、また別の科目で得点できるだろう」ぐらいに構えることができました。
私は他の受験生の皆さんよりもずっと年上で体力に自信がないこともあって、自分のペースを守って無理 をせず、体調管理には気をつけました。
以上