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【学科】合格者「kaho」さんの『合格点突破ノウハウ』

後編は合格ロケット ユーザーのみ,合格ロケット アプリのオンライン講義から視聴できます

令和6年(2024年)に一級建築士学科試験に挑戦し,合格を成し遂げたkahoさん.大手資格学校へ2年,通学したものの不合格.そこから2年のブランクを経て,今年は合格ロケットで挑戦してくれました.


kahoさんが合格点を突破できた勉強法は↓


○本当に過去問だけで合格できるのか?

過去問だけで合格できます。というか、それ以外要らないです。
新規問題(過去20年に出題されたことのない問題)は誰も解けないし、対策しようにも範囲が膨大すぎて対応できるものではないです。それは経験から感じていました。

皆が解ける問題を落とさなければ勝ち残れると合格ロケットの皆さん(先生や合格者の先輩方)から繰り返し声がけいただいたので、集中することができました。直前まで過去問を繰り返したので、とりぼした問題は本番が一番少なかった。ピークを本番に持って行けたのだと思いました。


○効率的な過去問学習のコツとは?

1)1 巡目 学びながら問題を緑黄赤に振り分ける(説明動画はコチラ)ことを、なるべく早く済ませる。
解ける、大丈夫、完璧☆⇒緑
ちょっと分からない、もやっとする⇒黄
全然分からない、知らない、日本語でないヤツ⇒赤
コツ:黄・赤すべてになってもOK とにかく全体に目を通すことが目標

2)2巡目 赤と黄をつぶしていく
問題を理解できるまで取り組む : 力学計算や法規など
覚えられるよう絵を描く : 計画や環境の暗記系など
語呂合わせを使う、つくる : 施工の数字系など
コツ:赤・黄問題は自分の伸び代 自分の課題点を可視化できたことを前向きにとらえるように、自分に言い聞かせた。

3)3 巡目 一度解けた問題や、理解したことを忘れてしまっている部分の再度取り組み
赤は黄色になりやすいけれど、黄色が緑になりにくいことを実感しました。長期記憶に落とし込めるまで繰り返しました。繰り返しても忘れるけど、人間の脳ってそういうもんだと思って。

4)学習の成長を促すのは継続しかないと思っています。
継続の一番の妨げになるは、モチベーションの低下です。逆にモチベを維持する工夫や仕組みを取り入れると、学習継続は楽にできます。そのためには習慣化すること。可視化することで最後まで走りぬくことができました。
※学習場状況の可視化には、学習履歴(カレンダー)機能(コチラ)を活用しました。

↑忘れた問題や、間違った問題の後に、強化ノートにイラストを描き、
次は同じ問題でも記憶をたどれるように絵を増やしていきました↑

○どんなスケジュールで勉強したか?

11 月中に1 巡を終わらせる(問題全体に目を通す、問題を緑黄赤に振り分ける)

2 月中に2 巡目を終わらせる(実際は4 月初めまでかかった)
ゴールデンウイークまでに3 巡目を終わらせる(実際は6 月中旬までかかった)

本番までは赤黄問題を中心に繰り返し、疲れたら緑問題に戻って自分を慰めました。
法規科目は、直近5 年分を2 月中に全部法令集で引く(kahoさんの持込法令集の画像はコチラ
法規科目の過去20 年分を4 月中に全部引く(実際は6 月初めまでかかった)


○ウラ模試(ウラ指導の一発逆転模試) の活用法

 ウラ模試はかなり難しいと合格された先輩方から聞いていたので、力をつけることを目標に2 巡目と3 巡目のモチベ維持に使うことにしました。それでもあまりにもウラ模試当日に対応できなくて、自分の力不足に思い泣けてきましたけど、そこから吹っ切れたというか、プライドを捨てられたというか。

模試の復習を集中してやりました。ウラ模試は自分の課題の塊みたいに感じ、これができるようになれたら、本番にも通用するするかなって思えました。でも、この時点でクリアできないことの中で、理解するのに多くの時間を要するものは、捨てることも考えなくてはと思い始めた頃でもありました。それを少しでも減らそうとモチベを上げることができました。


○本番で悩んだ事や心構え等

これまで学習はやれるだけやったけど、自信なんて全然なくて、出来ていたことができなくなるような不安を感じました。周りの人達みんなが強者ばかりに見えました。試験が始まると、周りの人がページをめくる音が沢山聞こえました。

だけど、私はアウトプット図を書いたり、思い出したりして解く方法を選択していたので、自分のペースで解くのが一番、点数を伸ばせると信じて解いていきました。反射的に分かる問題と思っても、最後の一句一文字まで読んで、逆転の問いになっていないか確かめることを意識しました。法規は、時間が足りなくなって最後駆け足にならないように、練習で繰り返した時間設定を守るように気を付けて進めました。後半の構造と施工は、問題を解いても解いても終わらなくて、ページが永遠に続いているように感じました。問題の紙さえめくるのが重く感じるほどヘロヘロになっていました。なの
で、目の前の一文に集中することを意識して、一文字一文字拾いました。出題者は何を聞きたがっているのか考えなさい
という、先生方の声を思い出していました。


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以上

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