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【学科】合格者「ハヤ」さんの『合格点突破ノウハウ』
↓後編は合格ロケット ユーザーのみ,合格ロケット アプリのオンライン講義から視聴できます↓
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令和6年(2024年)に一級建築士学科試験に挑戦し,合格を成し遂げたハヤさん.本番での科目別の取得点数は↓
計画 13点
環境設備 18点
法規 25点
構造 23点
施工 19点
合計 98点
とりこぼしは9点でした(詳細はコチラ)
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大学卒業後,社会人2年目で合格されたハヤさんの11月末から本試験日までの学習記録はコチラ(累計788.5時間)
ちなみに,ハヤさんのお父さんも合格ロケットの前身となる合格物語という学習ソフトで学科試験に合格されています.
ハヤさんが合格点を突破できた勉強法は↓
○本当に過去問だけで合格できるのか?
本試験問題の大半は過去問か過去問を応用した問題であったと感じました。実際に令和6年度試験のとりこぼしチェッカーを見ていると正答率60%の問題(過去問ベースだと推測)が94 問もあり、これだけで合格点を上回っています。限られた時間の中で効率よく合格を勝ち取るためには、出題確率が読めない新しい知識(新問題対策)よりも、確実に得点のコスパの良い過去問を追求することが理想的だと肌で感じました。逆に何も分からず幅広い知識に手を出そうとして中途半端に終わった令和5年度は、基本をおろそかにしていて納得できない結果となりました。
○効率的な過去問学習のコツとは
「苦手な分野や分からない知識をいかに早い段階で把握するか」だと思います。合格ロケットの機能(こちら)をフル活用して自分の理解度別に問題をふるい分けていました。
そのため1 巡しかしていない問題もあれば、10 巡した問題もあります。1 巡目は、問題を振り分ける感覚で理解をしないスピード重視が大切だと思います。
○どんなスケジュールで勉強したか
・年内は仕事の繁忙が続いていたので11月からスタートはしたものの本格的に勉強時間を気にしだした時期は1月からです。
・学習内容を記録する時間で勉強したいと思ってしまうタイプでしたので、情熱タイマーというアプリで他の受験生の頑張りも見ながら時間と大枠の勉強内容(科目など)だけを記録していまいました。勉強時間も大事ですが、仕事の都合もあり達せないことも多いと思ったので1巡目は1日〇分野と決めて、1巡後は曜日割を決めて必ず全科目触れられるように学習配分をしていました。ずぼらな性格なのもあるので学習管理は時間ではなく問題や分野ごとに行いました。
・合格ロケットで理解度別に振り分けていたので、重要度の高いものから毎日見るpdfを作成して通勤時間を充てました↓
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自己分析の末、令和6年は法規・力学には時間を割かないときめていたので法規は数問、力学は1日1問(試験日まで換算したらかなりの数になります)を継続しました。時間が無限にかかるような計画科目は昼休みだけしか勉強できないなど縛りも設けました。特に苦手なものは、youtuberのはまちゃんの動画を見て学びました。(楽しく見られるように作成されています)
・勉強習慣としてライブ講義には毎週参加するようにしていました。しかし、法規に関しては底上げしたい分野のみ。力学は事前資料を解いてわからなければ参加と自己分析の末使い分けていました。
・令和5年で失敗した経験を元に1巡目はあっさり年内に終わらせることを目標にしていました。1巡目の目的は理解するではなく問題を把握するという感覚が令和5年で足りないところでした。1巡目が終われば自己厳選問題だけをインプットして2巡目に入りました。それを繰り返して1巡目2巡目と追うごとに自分に必要な問題を厳選して試験直前期用の問題集リストを作成していく要領です。
○模試(ウラ指導の一発逆転模試) の活用法
資格学校の模試も含めて、「ある2 点の意図」をもって模試ではなく訓練としてフル活用しました。
1 点目は、正答率の嗅ぎわけです。新問題や過去問の嗅ぎわけができるのか、できないのか(本番で執着すべき否か)の判断力のブレを修正していました。
2 点目は、正答やアウトプットはもちろんですが、問題用紙に自信率を表記しておくことです。自信があるのに間違えている問題(早期修正が必要)自信ないけど正解(要是正)などほしい属性を得られます。枝ごとの自信率と設問ごとの自信率を書いていました。アウトプット図もその手段の一つだと思います。
模試を活用していくうえで一番大事なことは模試に感情を注がないことだと思います。どうしても感情的になってしまう方は、訓練でしかないので点数や取りこぼしの集計は出さなくて良いと考えています。ウラ模試60 点の僕でも本試験は戦えています。
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○本番で悩んだ事や心構え等
模試の受験時などは、本番のような負荷を与えていましたが、本番は遠足に行くくらいのマインドで気軽に「なるようになる」と信じで行きました。
会場が遠方で机も狭く暑いしコンディションとしては最悪でした。それでもこの環境でできることをするという気持ちに徹していたので苦には感じませんでした。
イメージトレーニングで極端に最悪な状況をイメージする訓練もしていた効果もあるかと思います。
以上