わたしの本棚⑤
連続投稿チャレンジも、いよいよ5日目に入りました。継続できていることがうれしいです。本日は、⑤その他ジャンルから三冊ご紹介させていただきます。
①ヴィクトール・E・フランクル『夜と霧』(みすず書房)
人生のバイブルです。この人が、この世の地獄を、人間の残酷さを見ざるを得なかったこの人が、「それでも人生にイエスという」なら、私はきっとこれから先、何があっても強く生きていける、と思いました。人生に絶望することなく、生かされているこの人生に何を期待されているのか考えながら、生きられるだけ生きていこうと。折に触れて読み返す、私にとってはかけがえのない本です。
②木下龍也『あなたのための短歌集』(ナナロク社)
https://nanarokusha.shop/items/6188d1720548e07cf43efdbe
短歌、全く興味がなかったのに、書店でふと手に取って読んでほれ込んで速決で買いました。あまりにもよすぎるのでぜひ読んでいただきたいです。普段言語化できない心の柔らかい部分がちゃんと言葉になって表れたような印象を受けました。生まれた感情や言葉にならない思いを表現するのって、とても難しいことだと思うのですが…すごい…。題名に「あなたのため」とある通り、きっとあなたに届く短歌があると思います。
③ファンジェ、フレデリック『自信をもてない人のための心理学』(紀伊國屋書店)
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784314011228
あまりにも自信がなさすぎて、自己啓発本を読みまくっていた時期があります。この本が一番私にとっては的確でした。もちろんこの本を読んだからといって「すぐに自信が湧いてきました!」とはなりませんが、なぜ自分に自信が持てないのか、自分にはどんな性格の癖があるのかというのを分析すると、だいぶ楽になります。ちょっと分厚いのですが、面白いですし自分を分析する助けになるのでおすすめです。
もし同じ本を読んだ方がいらっしゃいましたら(特に『あなたのための短歌集』!)、ぜひコメントで感想を教えていただければ幸いです。『あなたのための短歌集』については、どの短歌がお好きだったかも合わせて書いていただければ…!泣いて喜びます…!!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。