北海道旅行記 一日目

 お久しぶりです。定期的に食事に行ったりしている”例の会”のメンツで3泊4日の北海道旅行に行ってきたので、そのレポというか備忘録の殴り書きというかを公開しようと思います。ほぼ一ヶ月遅れなのはまぁ許せ。

旅のはじまり

 午前5時37分の日暮里駅….と言いたかったけど、それ以前に京浜東北線の電車内で集合。計画性皆無なのでスカイライナーのチケットを引き換えたあとで改札外のコンビニで朝飯を調達。
 今年二度目のスカイライナーに乗車すると指定席を取り違えたであろう乗客がなんやかんややってた。中国人っぽかったけどちゃんと自分の席に戻れたんだろうか。一方で俺は朝飯をかっ込んで北海道ドライブで流すSpotifyのプレイリストをせこせこ作ってました。いや事前にやっておけよ。

 40分かからない程度で成田に到着。飛行機の搭乗手続きをちゃっちゃと済ませて出発ロビーへ。途中"Sustainable NRT"の広告を見て「持続可能なNTR」とかいう最低な発言が出たことをここに記録しておこう。
 往路便の機材はエアバスA320 Ceoでした。とは言ってもジェットスターはA320(A321)かB787しか運用してる機材ないんだけどね。

Airbus A320

 で、ジェットスターと言えばネット予約時についてくる機内販売のバウチャーですよね。前回の旅の終わりに「予期せぬアルコール(Surprise Alcohol)」で我々を沸かせたあれですが、今回は全員コーヒーと洋菓子を選択。上空30000ft(←航空業界に準拠)くらいで食べる軽食はやっぱりおいしかった。

ホットコーヒーとチョコマフィン。ワッフルの方が食べやすかったね。

(つかネット上でフライト履歴を見られるのすごくね?)

いざ、北の大地へ

 1時間半くらいのフライトは乱気流に巻き込まれることもなく無事に終了。翼上席は着陸時のフラップの動きが見えて面白いね(飛行機好き並感)。
 で、事前に予報で言われていた通り新千歳は雨。少し濡れながらランプバスでターミナルに向かい、受け取った荷物をコインロッカーに突っ込んで早めの昼飯。
 記念すべき最初のご飯はスープカレー。中辛より少し辛い程度の辛さにしたものの想像以上にスパイシーだったから汗だく。ちなみに味は普通に美味かった。

カレーまで寒冷地仕様か?

The First Horse

 腹ごしらえを済ませたところで、空港から出てる直通バスに乗ってノーザンホースパークへ。相変わらず雨は降ってるし、なんなら着いたときより激しくなってた気がした。
 ノーザンホースパークは空港から15分くらいのところにある、馬と自然のアクティビティが売りのテーマパーク。とはいえ、雨が降ってる中だと馬を見るくらいしかやることがないんだけどね。
 到着してすぐにポニーショーを見物。普段はサラブレッドしか見ないけど、こいつはこいつでちまっこくてかわいいな。

これ、後脚の足元が見えないから難しいっぽい

 次に向かったのが見学できる厩舎。1つ目の厩舎のメインはなんと言ってもこの馬だと思う。

超スゴい馬(世界一わかりやすい説明)

 この馬はウインドインハーヘア。競馬を知らない人も知っているであろう超有名馬、ディープインパクトのお母さんです。まぁこの馬自身も妊娠中にG1勝つとかいうトンデモ馬だったりするんですが。

 あとは弱まったり強まったりのクソ雨の中見学厩舎を見て回りました。何故か首をブンブン振り回してたブラストワンピースが可愛くて心がikzeになりました。油断騎乗?は?どこが?

いざ、小樽へ

 ノーザンホースパークを16時に出発したバスはもう一度新千歳空港に戻ってきました。ロッカーに預けていた荷物を取り出し、軽く腹ごしらえの品を買い揃えてからJR新千歳空港駅から快速エアポートに乗車。

ナポリンとLチキ、それとグランアレグリア

 旅疲れからか電車内は爆睡してました。指定席に課金して正解だったね。
 で、目が覚めたらそこは小樽市。車窓から外を見たら雨は止んでた。

るたお

 宿泊するホテルは小樽駅から歩いて20分強。手宮線の廃線跡遊歩道を歩きながらダラダラと向かいました。ここは次の日も通ったので画像とかは割愛。暗かったしね。
 ホテルにつく頃には日が暮れて街も暗くなっていました。で、ひと息着いて夕食を求めて小樽の運河に繰り出していきました。
 しばらく歩いて見た感想は「あれ、思ってたのと違う…?」でした。だって川に船が止まってるだけなんだもん。
 ご存じの通り僕ら四人は性格がねじ曲がりにねじ曲がってるので地味な風景と歩いてるカップルに文句を垂れながらしばらく歩いた結果……

すげ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!

 ある地点を超えたあたりから運河沿いに並ぶ倉庫群がライトアップされ始めて、ついにはこんな幻想的な風景が目の前に広がったので一同感激。びっくりドンキーですらエモいってどういうことなの?
 で、夜景に見とれているままの目で空を見上げると、そこには満天の星空。これには心の中の青嶋アナも天に感謝してしまいました。

 運河散歩もいいところで切り上げて、次は夕食タイム、といこうとしたら空いている店が全然ない。20時前やぞ?

 結局、しばらく歩いて見つけた国道沿いの寿司屋に入店。待合室にヨシタケシンスケの絵本(りんごかもしれない)が置いてありました。この時点で期待値が上がる。
 結論から言うと、北海道の海鮮はマジで美味い。真鯛とかなんて言ったらいいかわからんくらい美味かったです。俺以外の三人は日本酒飲んでたけどあれ美味かったんかな。
 人間、本当に美味いものを食べると自然に笑顔になっちゃうんですよね。これ今回の北海道旅行で何回も実感しました。

 満腹になって、俺以外の三人は気持ちよく酔っ払って、もう一度夜の小樽の街へ。帰りは国道沿いを歩いていきました。

町並みもレトロな感じで激エモ

 で、街を歩いてわかったことは「古い建造物がそのままキレイに残ってる」ってことでした。画像みたいな建物をそこそこな頻度で見ることができます。ライトアップもされているのでミクロな視点の夜景も満喫できます。
 レトロな建物が好きな人はマジで行ってみてほしい。絶対感動します。

 帰り際、初のセイコーマートに寄ってナポリンとガラナ、焼きそば弁当、競馬新聞(勝馬)を購入。外にいた蛾がバカでかくて「北海道は蛾までデカいんか」とくだらないことを口走る。
 
 ホテルに帰着したあとは埼玉勢と通話を繋いで札幌記念の予想会。とはいっても途中から眠くなってよく分かんなくなっちゃった(バカ)。
 風呂上がりに食べる焼きそば弁当はジャンキーな味がして良かった。ただ空腹度は20%にも達してなかったので重かったです。夜食はやめようと誓った瞬間でした(フラグ)。

おやすみ、また明日

 ベッド戦争に敗北したぼくの寝床はフルフラットにしたソファ(にシーツをかけてベッドっぽくしたやつ)。真ん中がカチカチだったので半分をうまい具合に使って寝ました。案外寝心地は悪くない。
 初めての北海道、雨が降ったりして幸先はあんまり良くなかったけど、俺らの旅は始まったばっかりだ。

いいなと思ったら応援しよう!