障害者マーケットと雇用促進をキングジム株主総会
質問:感染症が収束しない中株主総会をご出席されることを控えられてる方々もいらっしゃるかと思いますので、後でインターネットで配信するというのもいいのですけど、多くの企業がやられている様にストリーミング放送された方がいいのではないのでしょうか?
事業の件で質問というのか取り組むとしてお伺いしたいのですが、パラリンピックも終わりまして、身体障害、体にハンデがある方々も凄いポテンシャルのある方々も沢山いらっしゃる。そういった方々をキングジムは3%体にハンデを持たれている方々を雇用されているという取り組みは非常にいい事だと思います。今後も体にハンデがあってもポテンシャルのある人達きちっと雇っていく姿勢は重要だと思います。そうった取り組みとともに体にハンデのある人達に向けての商品といことをカテゴライズして販売されてはどうか?先程(動画)で(テッテは)消毒(のボタン)押さなくていいので例えば車椅子の方々、あるいは片手がハンデがある方々にも楽に(消毒が)出来る。音で知らせるのは目の不自由な方々に対して非常に有効だと。お知らせライトも耳が不自由な方々に非常にパタンと(扉の)音がしなくてもわかる。そういった(既にある)ものを体にハンデのある方々の商品群として出来ていると思いう。パラリンピックでも言われたが15%の方々がいる。いずれ年を取っていけば足が不自由になるし、目も耳も不自由になってくる。
司会:2分以内で
質問:そういった商品群をハンデを持った方々が開発してければいいと思います。
司会:かしこまりました。先程の質問は体にハンデがある方々に対しての商品開発ですね。お褒めのお言葉を伺いましたが、方向性について商品開発の担当役員より回答させていただきます。
担当:只今のご質問に対してお答え申し上げます。今株主様がおっしゃられたとおり、お知らせのシリーズ、これは最初扉を開けるときに相手に知らせるということからスタートしたのですが、確かに目の見えない方ですとか耳の聞こえない方々が結構便利ということも伺っております。今、キングジムではアクティブシニア向けのアレマというブランドがありまして、これはちょっとお年をめしてちょっと操作が難しいな?という方々に使いやすい商品群は持っております。今、株主様から御指摘頂いたように、障害者に向けての商品のカテゴライズというのはまだやっておりませんので、大変参考になりました。ですから、こういったお知らせシリーズとかそういったものをどれぐらい広げられるか?それをそういった障害のある方々にどうやって売り込んでいくか?というのは検討させて頂きたいと思います。以上ご回答申し上げました。
司会:当社はかつて点字テプラもやったことがあります。凹凸のあるラベルを作って点字として扱えるものですが、現在は扱っておりませんが、そういったものをどんどんやっていきたいなと思います。よろしいでしょうか?
<備考>
ホテルのホールの一角を借りての総会。参加株主は10数名といったところ。
今回新たな指向として、多くの企業が海外マーケットに移行し、キングジムもその例外ではなかったので、国内市場(商品・労働力共に)を活性化させるため障害者ビジネス(雇用も含めて)を提案してみました。株主総会の始まる前にお知らせシリーズ等の障害者の方々に有効な商品説明の動画があったのでそれを話に組み込んだ為、話が長くなって注意されましたが、趣旨は伝わったと思います。
内容が障害者ビジネスっぽいので左翼っぽく見られたかもしれませんけど。あくまでも「日本派」としてこれからこの分野をチャレンジしていこうと思います。
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