マスメディアからネット広告主体への誘導、稲葉製作所株主総会
質問:質問の前に今多くの会社が株主総会をインタネットのストリーミング放送で配信していますので、それは取り組まれたほうがいいのでは?質問なんですけど、米国でウイグルの強制労働を伴う商品、例えば太陽光パネルとか繊維、ウイグル綿とか輸入禁止にしているという法律が今年の6月に施行されていますが、稲葉製作所として強制労働を伴う行為がされていないかどうか?サプライチェーンでもそういうことがないか?トレサビリティーが取れているのか?
それと広報についてですけど、今年広告代理店の発表でテレビ新聞などの4マスからインタネット広告が超えてきたということの中で、稲葉製作所として、BtoBが増えてきているいうことの中で、コンシューマのマーケットに対してどのようにしていくのか?SNSとかもありますけど、ちょっと今アマゾンで見たのですが、イナバの物置のところに広告を出しているところもある。そういうこともうまくどう使っているのか?ということの戦略を伺えればと思います。以上です。
司会:(質問復唱)。2番めの質問のインタネットの広告についてですけど、BtoCについてCMだけだとちょっと手ぬるいと思ってます。コロナの影響で2年間CMを中止しております。インパクトのあるCMが2年間止まるということはあまりいいことだとは思っておりません。徐々に回復を考えておりまして、今色々企画を考えております。CMだけでなくてSNSの活用も模索しております。SNSも色々やっていると専任が必要になってくると思うので、それらのことも考えていきたいと思います。
ウイグルの件について担当の方から回答致します。
担当:私共の製品は大半が鉄で、その他プラスチックもありますけど、基本的には内製でございまして、基本的には強制労働等の影響はないと思います。
<備考>
会館のホールを借りての総会で、参加株主は20名程度。
「100人乗っても大丈夫」のTVCMで有名な稲葉製作所だったが、コロナの影響で控えているとのことであったので、この機会をきっかけにネット広告に主力をシフトするようなきっかけになればと思います。
また、ウイグルの強制労働の問題はとりあえず釘を刺しておいたということの効果はあったと思います。