脱中国進行中 アトムリビンテック株主総会
質問:質問の前に今多くの会社が株主総会をインターネットのストリーミング放送で配信しております。当社直接マス広告で出すような(業務)内容ではないので、やはり株主の皆様から口コミで広げていくということが広告宣伝の中で大切な手法の一つだと思いますので、あとリクルートとして今学生もインターネットで就職情報を得ておりますので、株主総会はいい機会だと思います。
質問なのですけど、地政学的リスクを伴うビジネス環境の変化ということでお伺いしたいのですけど、昨今中国が福島の処理水を流すということで、水産物を輸入禁止にする、その他のものも輸入禁止にする。資産凍結法を制定して、国防動員をかけなくても海外資産を出来るという法律が出来てしまっている。地政学的リスク、特に中国に対する地政学的リスクが高まっている中で、当社サプライチェーンが国内でまかなえるのか?海外に依存しているのか?海外に依存している中で中国に依存しているのであればサプライチェーンが本当に大丈夫なのか?サプライチェーンの再構築が必要なのではないか?あるいは上海に支店を設けている中でビジネス環境の変化、(ベトナムに支店があるので)ベトナムの方が親日的な感情も強いですので、海外戦略、買う側売る側の地政学的リスクをどのように考えられているのか?今後も含めてお伺い出来ればと思います。
司会:ストリーミング配信は貴重なご意見として検討させていただきたいと思います。
中国を含む地政学的リスクということですけど、上海に子会社がありまして、商品の販売仕入れを行っている部分もございます。昨今はベトナムに現地法人を設立しまして、徐々にシフトしている状況でございます。販売ですが中国のお客様もいらっしゃるのでいきなり引き上げるとういのは難しいですけど、私共としては徐々に東南アジア、ベトナムに場所を移していきたいと考えております。
<備考>
ホテルのホールにて開催。参加株主は数十名。
中国の地政学的リスクが広まっているという感触が得られた感じです。そして建設関係部品もマーケットは確実に中国からASEAN地域(特にベトナム)に工業製品がシフトしており、それを後押し出来たと思います。