広告宣伝に物申す⁉三越伊勢丹HD株主総会

1.質問(株主):広報について質問。現在テレビ新聞等で6割掛けているということだが、新聞は販売数が半減しており、なおかつ発行部数に対して配布数は半分である。このようなことは把握されてますか?また、テレビも視聴者が高齢化しており、尚且レコーダーで撮ってコマーシャルを飛ばしてしまうので広告効果が極端に落ちている。それを把握しているのでしょうか?
ツイッターを確認したが、各店舗でのアカウントがあるが、三越伊勢丹でのトータルアカウントが無い。これでは広告としてのスケールメリットが生かせない。例えば今回爪ヤスリを頂けますが爪ヤスリと検索すれば三越伊勢丹と出るようなことになればよい。そうすれば今度なにか備品をを配った時SNSで従業員、株主等が三越伊勢丹とハッシュタグをつければどんどんお客さんが来るようになるじゃないか?という窓口にツイッター、SNSを活用すれば良いのでは無いのでしょうか?とうい提案です。

議長:広報戦略60%の今のテレビ新聞は影響が下がっているとうこと。SNSの活用についての質問ですね。社長より回答いたします。

回答(社長):新聞についてはしっかり把握をしております。新聞はとってる人が少ない、デジタルで読んでるのでビラが入れられない、首都圏では殆どビラは入れてない。
地方では広報手段が少ないのでビラはまだ入れている。
また、60%の紙媒体の中でビラより商品カタログが多くをしめていているそれもデジタル化を進めてる。
SNSデジタル戦略については今までは各店舗で進めてるが、統合した広報も進めている。
(略)
貴重なご意見ありがとうございました。

2.備考:三越あるいは伊勢丹など旧来からあるデパート型経営の販売店ではやはりSNSを始めとするインターネット媒体での広告宣伝について弱さが垣間見れる。2020年2月23日現在に於いても統一したツイッターアカウントが無いまま個別のツイッターでの情報発信しか行われていない。そういう意味ではイオンの方がSNSの運用も含めてデジタル戦略が上手であると思われる。スピード感のある改革が求められるところであろう。

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