中国一国集中の脱却をTSIホールディングス

質問1:株主総会の様子、多くの会社がインターネットのストリーミング放送されてますので取り組まれたほうがいいと思います。サプライヤーチェーンについてお伺いしたいのですけど、ロシアウクライナ問題でロシアが一方的な軍事侵攻をしてウクライナに対する支援に取り組まれたということは非常に素晴らしいことだと思います。ロシアに進出している企業が撤退している。武力行使は許さない。という中で中国、新疆ウイグル自治区のコットンを使わないということを表明されてこれも人道的な観点からみて非常に優れた経営判断だったと思います。ただ、そうなってくるとサプライチェーンをどのような展開をされていくのか?中国も軍事的野心を持っていて台湾に対して軍事的侵攻をするということあるいはそういようなプレゼンスをするためにそういうものを反抗するという国に対して、国防動員法を発動して貿易を停止させるとか資産を凍結するとかが十分考えられる中で、先日クワッドがありまして、インドあるいはオーストラリアに対してサプライチェーンを設けるとか、あるいは東南アジアとか、あるいは北米に近いところからいくと南米地域にサプライチェーンを設けるか?先程オーガニックコットンどこで作られているのか?と思いながら見ていたのですが。そういったことをお伺いできればと思います。以上です。
司会:今後中国の人権問題に対することと、今後軍事的なところと…サプライチェーンのことについてのご質問と承ります。
先ずは人権問題について新たに発覚した場合は、それが解決しない限り使用しないということを姿勢としてあげています。使用してる素材については、ブランドにかかわらずオーガニックコットンを使用し生産地を掲げております。工場に関しましてもトレーサビリティをクリアにしていくことを始めているところでございます。すべての商品に関してトレーサビリティの取り組みを強化してまいりたいと思います。(オーガニックコットンの説明)。サプライチェーンについて担当より説明させます。
担当:(サプライチェーンの全体説明)。海外生産の柱を中国に頼っている状況でございますが、今後はベトナムを中心と生産キャパに対応しております。(略)
質問2:広告についてお伺いしたのですけど、広告がテレビ新聞を中心とした4マスからインターネット広告の方が金額が上がってうrという中で、TSIとしてデジタル広告についてどのように取り組まれているのか?ブランドが多いということで、色々なSNS、TwitterやってるFacebookやってると種類もたくさんつかわれている。F1層がメインの顧客だということだとインターネット広告を活用すべきだと。どういうふうにとりくむか?については会社のよってですが、F1層を取り込むならやはりF1層の方々が、あるいはZ層の方々の女性を中心としてSNSを活用をするということを伺ったことがありますので、そういった情報を受け入れてTSIとしてどのように取り組まれるのか?ということをお伺いできればと思います。以上です。
司会:只今のご質問については担当からご回答申し上げます。
担当:ご指摘の通り広告はデジタル広告にシフトしております。特にInstagramとかYou Tubeとかご指摘の通りターゲットにあった形で展開しております。ただ、手持ちの資料が用意をしてないので、ご説明出来ないところがありますが、ECと店舗の融合の観点から店舗からの従業員が情報発信して社内でどれだけ出来うるのか?販売員が最大の戦闘能力であるということで今後の広告を進めてまいりたいと思います。以上ご回答申し上げました。
<備考>
ホテルのホールを借りての総会で、参加者は20名程度?
多くのアパレルブランドを有した会社ですが、他の株主の質問で分かったのですが、海外生産比率が85%、そして中国の生産比率が全体でも70%とサプライチェーンが中国が中心となっている。ただし、新疆ウイグル自治区での生産している新疆綿の生産に於いて非人道的な強制労働が行われているということから、TSIとして新疆綿は素材として使わないということを昨年表明してます。そういうことから、トレーサビリティの管理を行い始めてることと、ベトナム地域のサプライチェーンの開拓を進めてるということで、カントリーリスクの分散化の観点から中国一国集中から脱却するかもしれません。
広告宣伝関係はこのままSNSの活用等を推進して頂ければと思います。

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