中国問題についての対応は?良品計画株主総会
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質問:サステナビリティーに関する事になってくると思うのですけど、今年の6月に米国でウイグルの強制労働を伴う商品は扱わないという法律が通りまして、その中で当社としてウイグルに限らず扱っているのか?扱っていなということであればトレサビリティーを取っていくことも必要になってくると思うのですけど。そいうったことを取り組まれているのか?それと海外展開ということで中国の比率が高まっているのですけど、勿論成長していくということでいいんですけど、残念ながら中国は台湾有事というリスクもある。そいうったことから私は国内市場を地域社会に貢献していうと言うことを深化していって半分、海外は中国は50%ぐらいにして、他の伸びているASEAN地域とか、中東とか南米とか手掛けてない地域を活性化して、一つの国で50%以下ぐらいにするのが、ポートフォリオ上のリスクからすると妥当だと思うのですけど、そこらへんのことを如何お考えでしょうか?
司会:只今のご質問について担当の方からお答えいたします。
担当:質問は大きく2つ。一つはトレサビリティーに関する質問と承りました。これについてはあらゆる海外のものに関して、第3者機関を通して、児童労働とか不当労働とかがないことを前提に進めております。その辺についてはご安心ください。地政学リスク、カントリーリスクについてのご質問と承りました。(海外展開の説明)。現時点について東アジアについて東南アジアを伸ばしていく、欧米については出直し的な形でもう一回キチンと伸ばしてまいります。カントリーリスクについては今後重要な時代になってきていると思います。情報収集研究を進めてまいるたいと思います。以上でございます。
司会:人権について最も重要な課題だと認識しております。中国を含めて人権問題は第3者機関を通じて担保してそこで問題が無いかしっかりと確認をしながら進めていく。海外展開について地域に密着して地域に貢献する(略)。
<備考>
国際フォーラムのホールにて開催、参加株主は100名超か?
事前に株主総会の参加の希望を申し立てて、招待を受けた株主のみ参加で、ネットでのリアルタイム配信もある形となってました。
質問については、人権についてはしっかりとした対応が取られてるということが印象的であったが、出店国について特に中国の台湾有事等のカントリーリスクについてはあまり触れてほしい話題ではないという印象でした。
今回の質問をしたことで今後の中国進出に関しての牽制にはなったと思います。