デジタル広告推進と中国にはご注意をカンロ株主総会

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質問:まず広報についてですけど、テレビについては50代を目安に50代より下の人はテレビよりインターネットで情報を収集する。新聞も押し紙という問題があって実際の発行部数に対して半分ぐらいしか配られていないということもあって広告宣伝効果が落ちている。そういう意味でデジタルマーケットSNSをつかって広報をしていくということは非常に重要になってくると思います。そのような中でカンロのYou Tube動画見ましたけど、恋の呪文はスキトキメキトキスをアレンジしたYou Tube動画が10万再生を超えるということもあって非常に優れていると思います。そういうものを大切にして小学館のキャラクターさすがの猿飛のキャラクターですからそういう企業コラボを考えられてYou TubeあるいはSNSという分野から広告宣伝を広げていくというのは一つのでだと思いますので、そこらへんを是非頑張っていただきたい。ということが一点。あと一点中国に対して売り込みをしていくということで、マーケットが広がってるから非常に結構だと思いのですけど、残念ながら中国という国は国家が企業を支配しているということから資本主義とはちょっと違う形態ですので、工場を作るということになってくるとノウハウが吸収されて取られてなくなってしまうということもあり得る。会社によってはブラックボックスを設けてとか資本比率100%にするとかして管理職、取締役は入れない、ノウハウは絶対渡さないというような経営上の工夫とか必要だと思いますが中国に進出するということであれば脳合うを取られないようご検討よろしくお願いしたいと思います。以上です。
司会:ありがとうございます。2点、1点目は広告についてインターネットを通じたYou TubeとかSNSといったデジタルマーケティングについて先程私共が述べたことを推進したらというご意見、それから中国への進出特に工場を建てるという段階になったときにはノウハウの流出等注意すべきだという大変貴重なご意見を賜りましてありがとうございました。私共がデジタルマーケティングというのを2021年の経営方針の柱に設けたのも今株主様がおっしゃられた思惑がありまして、双方向のコミュニケーションを図って、私共のコーポレーションブランドを確立し、浸透させていく進めていくこととしたいと思っております。中国についてはまだまだそういうステージではございませんけれども、まあ、出るからには現地生産を伴わないと魅力あるマーケットには育たないと考えております。私自身中国に3年おりまして、今日ご指摘していただいたことは認識しておりますので、そういうステージに入っていく段階では一層注意して事業を進めていきたいと。貴重なご意見ありがとうございます。
<備考>
ホテルのホールを借りての株主総会。株主は30名程度だと思います。
テレビ新聞の広告効果が落ちているという認識はだんだん広まってきたという感じです。
また、中国という国が難しい国であるという認識もあるようでしたが、一応釘を刺しておいたといったところでしょうか?国内市場が少子高齢化である以上どこかで海外展開は屋も得ないとは思いますが、出来るだけ国内中心で事業を進めてくれるといいのですが。

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