目黒区長選挙の件
4月12日告知の目黒区長選挙の期日前投票を行い、その帰りに青木英二候補の事務所に行ってまいりました。
結論から申し上げると私は青木英二候補に投票を致しました。
今回の区長選挙の焦点はやはり新型コロナウイルスへの対応ということになるその上で以下の点について検討してみました。
1.現在、新型コロナウイルスの感染拡大が続いており、その収束の見通しは未だ未定である。
2.新型コロナウイルスは医学的見地と経済活動的見地の両方を政治的に満たして行く必要がある。
3.国と都と区との行政上の連携も不可欠である。
4.新型コロナウイルスの対応は短時間での判断と行動が求められる。
これらのことから考えると、単に医学的見地での理想論のみではなく、現実的な行政としてのトータルとしての判断を短時間に行えるということから考えると現職である青木英二候補が最もふさわしいと判断致しました。
青木英二候補が多選である、もしくは息子である青木英太氏が目黒区議会議員で二元制の観点から好ましくないという批判はあるかもしれないが、現在の新型コロナウイルスの対応は一つ大きなミスが生じると取り返しのつかない状態を招きかねないとうことである。
その状況から考えても行政の刷新というリスクは今回の時点では極めて危険であると判断せざる得ない。
また、多選もしく息子が議員であるということに関しては目黒区議会議員一人ひとりが今後もキチンとチェックをして不正が無いか?を会派を問わずしっかりと監視して議会で発言をして頂きたい。
また、この時期に区長選挙は如何なものか?という意見もありますが、ではいつまで伸ばせばいいのでしょうか?ということになる。4月7日の緊急事態宣言で5月6日迄不要不急の外出は控えるようにとのことですが、そのことを予想は出来なかっただろうし、5月6日以降としてもでは本当に解除できるか?となるとそれも未知のものである。
ならば、4月12日から19日の選挙を後送りには出来ないという判断も合理性が全く無いというわけでは無いと思いう。
勿論その判断をした責任として青木英二候補は外での活動は一切行わないということなのでまさにこの点においては潔しとみなしていいのではないのだろうか?
後、今回の選挙について、青木英二候補の事務所で話をうがかったのですが、今年度予算の折、立憲民主党会派と共産党会派の合わせて11人が反対に回ったそうです。共産党会派はともかく立憲民主党会派迄が反対に回ったのは初めてだとのことです。
予算は基本的には様々な要望や要請から官僚の皆様が原案を作成して議員の方々の意見を踏まえて作られるものです。それを反対!と行ってしまったらじゃああなた達が他の方々を満足させる予算を作成出来るのですか?ということになる。
私も共産党の方々の議会の質問を伺ったことがありましたが、その時「財源はどうするんだ!」との野次が飛び出しました。そのような野次は決していいことだとは思いませんが、とはいえ財源が無いのに〇〇を削ったから予算そのものに反対!というのでは目黒区の行政の運営は不可能となり、それで困るのは我々区民です。
青木英二候補のHPに「なんとしても共産の手から守ります」と書いてあるのはそういうことだと私は思います。
http://aokieiji.jp/policy.html
そして、ここに来て急に1名維新から候補者が名乗りを上げました。個人的には日本維新の会はある意味自民党と切磋琢磨していただける可能性のある野党とし見守っています(新橋のSL広場の演説にも2回行ってますし)。だたし、こと今回の区長選に関しては、
1.明らかに後出しジャンケンで候補者が2名しか出ないということを見越してからの出馬である。
2.政治家としての実績は皆無で、ネット等で政治的なことの発信すらしてきていなかった。
3.高学歴で医学のことについては詳しいことが逆に応用力に関して心配である。
という理由で支持はしません。
私としての一番の懸念は3で、民主党政権の菅直人氏が自分は原子力に詳しいと言って福島第一原発に視察に行って現場を混乱させるようなことが無いか?ということが心配である。
個人的希望としては副区長の椅子が一つ空いているということだったので新型コロナウイルス担当の副区長として先ずは行政の手腕を発揮していただくといいのでは?と思うのですが…(新橋のSL広場での街宣活動にて演説を見かけていれば印象は違うのかもしれませんけど)。
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