国内回帰とスーパーシティ構想、佐鳥電機株主総会

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質問:デジタルソリューションとかをやられている会社ということなので、株主総会の様子、オンデマンドで配信するのも悪くはないと思うのですけど、先程もDXでリモートもしてるということからすれば、リアルタイム配信をした方が良いと思うのですが。
昨年スーパーシティ法案が通りまして、今年31の都市でスーパーシティをやってみたいと名乗りを上げているということが今年の初めの方にありまして、当社としてどういうふうに取り組みをされるのか?ということを伺えれば。
結局国内の産業ということで今手を上げているのは31ですけど、上手く行けばこれからどんどん多くの都市・自治体が手を上げてくるということになってくると思うのです。そういうことからすると出来るだけ早いタイミングでマーケットにアプローチして仕事を取っていくということをすれば安定的な収益になってくると思うのですけど。海外だと例えば韓国だと三菱重工業さんが徴用工で資産凍結されるとか、中国だとイデオロギー的な問題で靖国参拝するとスポンサー剥がされてしまうとか色々なリスクがあると思いますので、国内で収益の基盤になるようなもの、スーパーシティはこれから新しくやっていく分野ですので、そういうものに売り込んでいったほうが良いと思うのですが、如何でしょうか?
司会:一つはご提言として承ったほうが良いと思うますが、株主総会のリアルタイム配信DXの関係で推進してはどうか?私共の課題として検討していきたいと思います。ご提言ありがとうございます。
2つ目については、日本政府が推進しましたスーパーシティ構想、これについて当社の取り組みについてのご質問でございます。直接的にスーパーシティ構想で佐鳥グループが自治体に対して取り組んでいるということは今はございません。私共はお客様に部品を提供してそれを組み込んでそれをその先のお客様にご提供していくというのが私共のビジネスモデルでございます。そういう中で私共のお客様にNECさんがいらっしゃるのですけど、防災無線のデジタル化ということが10年前にご提供しましたが、その中の一部を私共のソリューション部隊がご提供させていただきました。そういった形でのビジネスとしてスーパーシティについてもご提供していくことになると思います。ビジネスソリューション事業は4つの分野で就業して行こうと中期経営計画で謳っております。ファクトリー、モビリティ、ヘルスケア、社会インフラ、特に社会インフラの部分が株主様のご指摘していただいたところになると思います。こういうこと(スーパーシティ)をやっていくお客まさにしっかりと提言していきたいと思います。貴重なご意見大変ありがとうございました。
<備考>
ホールの1室を借りての株主総会。参加株主は数名程度。
事業としてはエレクトロニクス関係のスイッチ部品等の製造を主に行ってる会社。基本的にはBtoBの会社ですから卸したメーカーが何をやるか?ということにはなるのですが、どれでもスーパーシティ構想に触れたのは、こういう国内の会社が残念ながら海外の事業、特に中国のマーケットに手を出さないとやっていけないということに対して、出来るだけ国内マーケットで収益を上げてほしいということと、いずれは進めなくてはいけないスーパーシティ構想も出来るだけ国内メーカーで完結出来るようにして、海外に個人情報が流出しないようにしていけると良いのでは?と思い今回のような質問をいたしました。

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