ブルーリボンバッチ着用を求める等の陳情について


令和4年11月10日付けにて以下の内容にて陳情を提出いたしました。

      ブルーリボンバッチ着用を求める等の陳情
 
陳情趣旨
北朝鮮による日本人の拉致事件について、日朝首脳会談が2002年9月17日に行われてから今年で20年経ちますが、日本人拉致被害者の全員帰国が達成されず、未だに多くの日本人が北朝鮮に拉致されたままの状態が続いております。拉致問題は人権問題であり、地方自治体でも拉致問題の啓蒙及び解決に対しての意志を示すことこそが、拉致問題の解決を後押しすることになると思います。それゆえに以下のことを実施することを陳情致します。
 
1.12月の人権週間に於いて、区議会議員の公務の際にはブルーリボン着用をお願いしたい。
2.諸般の事情により、ブルーリボンバッチ着用が困難な場合、ブルーリボンの代用としてブルーのアクセサリー等の着用をして、拉致問題解決への意志を示して頂きたい。
3.12月の人権週間に於いて、目黒区役所等の公共施設にて、拉致問題の啓蒙活動としての掲示物展示を行っていただきたい。
 
                               以 上

添付資料

                          令和4年11月10日
       ブルーリボンバッチ着用を求める陳情補足説明

①未だ解決されていない北朝鮮による日本人拉致問題を風化させてはならない。
②拉致問題の集会、デモの参加人数が減っている。
③北朝鮮への制裁決議が国連にて行われているが、現在国連がロシアウクライナ問題で機能不全に陥っている。
④拉致問題の解決できないことが、北朝鮮及びその関連施設(朝鮮総連、朝鮮学校等)への憎悪の一因となっている。
⑤拉致問題の解決により、拉致被害者及びその家族の方々はもとより、北朝鮮の国益になることでもある。
 
添付資料
2022拉致被害者救出のため、強い覚悟をもってブルーリボンバッチを着用する共同声明
拉致被害者救出のため強い覚悟をもってブルーリボンバッジを着用する共同声明 | ブルーリボンを守る議員の会 (blue-ribbon-guardian.org)
20221023全国集会決議文
救う会:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会 (sukuukai.jp)


本陳情については
その1 拉致問題の展示→企画総務委員会
その2 ブルーリボンバッチ等の着用→議員運営委員会
に分かれて審議されました。

その1拉致問題の展示について
企画総務委員会の審議 令和4年11月29日

企画総務委員会 陳情4第35号の1 ブルーリボンバッチ着用を求める等の陳情
<内容> 12月の人権週間に於いて、目黒区役所等の公共施設にて、拉致問題の啓蒙活動としての掲示物展示を行っていただきたい。
採決→賛成 公明 山宮きよたか副委員長 武藤まさひろ委員 自民 小林かなこ委員 河野陽子委員 フォーラム目黒(立憲) 橋本しょうへい委員 無会派(都民ファースト) たぞえ麻友委員
継続→賛成 共産 松嶋裕一郎委員
よって全会一致で採択されました。

本会議 令和4年12月6日

全会一致にて採択
tinjou-0435-1.pdf (city.meguro.tokyo.jp)

その2ブルーリボンバッチ等着用について
議院運営委員会の審議 令和4年11月25日

陳情4第35号の2 ブルーリボンバッチ着用を求める等の陳情
<内容> 12月の人権週間に於いて、区議会議員の公務の際にはブルーリボンバッチ着用、もしくはブルーのアクセサリー等の着用をして、拉致問題解決への意志を示して頂きたい。
採決→賛成  自民党 鈴木まさし委員、小林かなこ委員 フォーラム目黒(立憲民主党無所属) 鴨志田リエ委員
継続→賛成 新風目黒 かいでん和弘委員
継続→退席 公明党 関けんいち副委員長、山宮きよたか委員
継続→反対 共産党 岩崎ひろふみ
欠席 共産党 芋川ゆうき委員
※採決と継続審議が同数(3名)だったので、議長による判断
採決 そうだ次郎議長
ということでギリギリ委員会を通過

本会議 令和4年12月6日

日程第15 陳情4第35号の2 ブルーリボンバッチ着用を求める等の陳情
<採決> 賛成 自民9名、フォーラム目黒(立憲)3名、新風目黒3名、無会派5名(日本維新の会、NHK党、都民ファースト、自由を守る会、他1名) 合計20名
退席 公明党6名
反対 共産党5名、無会派1名 合計6名
以上、賛成多数にて採択
tinjou-0435-2.pdf (city.meguro.tokyo.jp)

という結果となりました。
陳情その2のブルーリボンバッチ着用等についてかなり緩い条件(12月人権週間限定、ブルーリボンバッチじゃなくてもブルーのアクセサリー着用にて代用)にしたのですが、賛同を得られたかった議員がいらっしゃるのは諸般の事情もあるのでとは思いましたが、反対する議員の方々がいらっしゃったのは非常に残念なことだと思います。


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