不愉快なコンスにお詫びイオン株主総会

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最初に質問
質問:コロナ禍の中、お客様の接客ということでこういう様にシールドが張ってある、マスクもしているということで声が通りにくい。そうすると仕草ということが重要になってくると思うのですけど、先程取締役の皆様、会長も含めて直立不動から頭を下げるあるいは手を合わせて脇を締めて挨拶をするというような挨拶をされてました。これが正しい挨拶で美しい挨拶だと思うのですけど、従業員の中にはお腹に手を当てて肘を上げて脇を開けて挨拶をするとうのが有りまして、それについてお客様の声があったときにイオンスタイルだとお答えをされていたと。経営者が脇を締めて挨拶をしているのに、従業員が脇を上げてお腹に手を当てているというのは、先程労使一体というお話をされていたのにちょっとそういうのは違和感があるのではないか?先程デジタル化ということがあってネットでそういうのを調べたら非常に評判が悪い、昔身分の差があったときに低い身分の人がされてたということが多い。それは改めて経営者のやられているような挨拶をされたほうが私はいいと思います。それと私お腹出ているので、食べ物買ったりとか洋服買ったりとかしたときにお腹に手を当てられると気持ちが良くないので、ご健闘いただければと思います。(司会がわかりましたと中断するように話を入れる)
司会:ありがとうございます。ただいま接客の挨拶の仕方について違和感があるというご指摘がありました。それについては担当の方からご回答致します。
担当:只今株主の方からご意見頂きまして、また、ご不快な思いをさせてしまいまして誠に申し訳ございません。株主様からご指摘の通り、こういったコロナ禍、あるいは人員の効率化の取り組みの中において、接客ということがリアルな場面でも重要になってまいると認識しております。そういう中で接客時の対応策そういったものも指導しておりますが、ご指摘の通り高い位置で手を組んでご挨拶をするというのも私共の教育に一部入っております。今ご指摘頂いた内容も含みまして、教育ツールを適時的確に見直しを実施していきたいと思いますので、今後ともグループ会社店舗ご愛顧いただけますようよろしくおねがいします。

<備考>
イオンの会社内の会場を使っての株主総会。来場定員数を50名に事前に絞り込んでだが、実際にはその7割程度の出席。ただし、インターネットのストリーミング放送及び議決が行えるような形でネットでは400名程度の参加者がいました。
イオンの岡田会長はちょっと長めの話になると話を遮る傾向があるので出来るだけ質問は短めにしたほうが良さそうです。
今回の株主総会で、不愉快な思いをさせたとお詫びをし、所謂コンスの指導をしてたことを認め、尚且見直しをするとの言質が取れたことは収穫であった。
ただ、今後どうなるか?は不透明なので出来ることなら何らかの形でのアプローチがあると望ましいとは思います。

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