高い水準での障害者雇用を達成、カンロ株主総会

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質問1:昨年パラリンピック、先日北京パラリンピックが有りまして、障害を持たれている方々も高いポテンシャルを持たれている人が沢山いらっしゃるということが社会的に認知された中で、カンロとしても2024年に2.50%という目標を設定されている中で、現在どのような進捗状況で雇用を進めているのか?また今後どのような施策で障害者雇用を増やしていくのか?また、サステナビリティという観点から障害者に対する社会的な施策をなにかやられているのかどうか?パラアスリートを応援するということもあるでしょうけど、例えば障害者施設とか障害者の学校を支援して、そのよな中から優秀な人材を見つけるということがあれば2.5%の目標を厚生労働省の2.3%を上回る目標を設定しているのは素晴らしいことだと思います。そのことが2.5%以上を達成するためのツールになるということで言わせていただきました。そういったことがあればお答えいただければと思います。以上です
司会:現在の障害者の雇用ですけど、2.44%の雇用となっております。昨年の3月に法定雇用が2.3%に引き上げられていますけど、それを満たしているという状況でございます。その施策といたしまして、カンロファームという小規模の室内農園を作っておりまして、障害者の方、シニア嘱託社員でハーブの栽培を行っております。そのハーブを将来的にはのど飴につかってるハーブとして使っていきたいと思ってますが、現在はハーブティーとして社内として使っている。そういった中で障害者の方々がモチベーションを上げて働いて頂けるようにしている。施策として学校で飴とかグミとかを一緒に作ったりしている。ただ、雇用に関しては中々障害者で働いて頂ける意思をお持ちの方を見つけることが難しい。働いていただきけるような方々は引っ張りだこで色々な企業が充足させるために中々むずかしい状況となっている。我々は工場が3つ、本社とありますので法定の率を満足するだけでなく、ダイバーシティの一環として頑張ってまいりたいと思います。
質問2:ウクライナ情勢について会社にとってどのような影響があるのか?ということと、ウクライナに対しての人道的支援を考えられているのか?あるいはすでにやられているのか?等教えていただければと思います。
司会:ウクライナ・ロシア等からの原材料の輸入はないので直接的な影響はございませんが原材料価格、特に原油と材料、円安の影響もあって原価の影響を受けております。それについては色々な対策を検討していきたいと思います。人道的支援について、震災等ではキャンディを寄付したりすのですけど、ウクライナに関してはそれはやっておりません。金銭的なことということに関して、色々な団体からお話を頂いておりますが、ウクライナに寄付について他の地域の紛争がある中で行うべきか?というのがカンロとして正しいのか?ということも有りすので慎重に検討をしているところです。
<備考>
ホールの1室を借りての総会。参加株主は20数名程度。
老舗のキャンディ会社ということもあって障害者施策については前向きに行われていると思いました。ウクライナに関することについてはなんとも言えませんがやや慎重であると思います。
※カンロの株主総会後マクドナルドHD株主総会に行きましたが、質問は指名されなかったので出来ませんでした。

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