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Buster OverlayFS 設定見直し
以前の記事で OverlayFS について書いたのですが、自分の設定を見直しています。見直しに至った経緯は後に回して、まずは見直し後の設定を紹介します。
1.ファイル追加して使う場合(例:リビング用)
普通にファイルを保存し、リブート後にも保存したファイルが残っている必要がある場合の設定です。
シャットダウンして終了する必要があります。
タイトル画像のように、以下の設定にして使います。
オーバーレイ 無効
起動パーティション 読み込みのみ
2.再起動で元に戻る使い方
起動後に保存したファイルはリブート後には消えています。
動作中に電源をOFFしても大丈夫(なはず)です。
電源ONでアプリを自動起動して、電源OFFで止める一般家電のような使い方が出来ます。
以下の設定にして使います。
オーバーレイ 有効
起動パーティション 読み込みのみ
3.OSのアップデート時
前述どちらの場合も、OSのアップデートや新しいパッケージを入れる際には以下の設定にして使うことにします。
オーバーレイ 無効
起動パーティション 読み書き
再起動で元に戻る使い方から、この設定に戻すためには2回リブートする必要があります。(1回目でオーバーレイ無効、2回目で起動パーティション読み書き)
この設定がデフォルトですから、面倒なことは嫌な場合はこのまま使うことになると思います。
設定見直しの経緯
2回リブートするのを嫌って、再起動で元に戻る使い方で以下のように設定していました。
オーバーレイ 有効
起動パーティション 読み書き
この状態からアプリ更新のためにオーバーレイを無効にして再起動した時に、OSが起動しない事例が発生しました。
調べてみると皆さん前述のように使っているようなので、設定を見直すことにしました。
起動パーティションが読み込みのみでも自作アプリの更新は可能なので、アプリ更新時の設定は以下のようにすればリブート1回で済みそうです。
オーバーレイ 無効
起動パーティション 読み込みのみ
暫く様子を見て再び不具合が発生するようならお知らせします。
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