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ペット 対応 ドア・クローザー

作図から1年近く遅れてしまったのですが、ドア・クローザーの組立と設置をしました。電気仕掛け無しの機械仕掛けです。。

2頭飼いの猫の内、1匹がドアを開けれるのですが、閉めてくれません
夏冬は冷暖房費が無駄になるので、ドア・クローザー3作目を作りました。

何年か前にペットショップで紐とオモリを使った製品を見かけたのですが、探しても見つけられず自作することにしたのが始まりです。

猫がドアを開けられるように非力に作る必要があります。
バネやゴム紐ではドアの開き角が大きくなるに従ってより大きな力が必要になりますが、力の増減を小さく抑えたいと思います。

1作目は巻き尺を使ったのですが、耐久性が今一つなのと、ドア開閉の度に頭の直ぐ上から聞こえる音が不快で、壊れるまで使った後は廃案。

2作目は壁に固定した塩ビパイプに釣り糸を通し、布袋に使い終わった乾電池を入れたオモリを使って作りましたが、塩ビパイプが摩耗して力加減が変化し不安定です。

そして今回3作目

材料

アルミLアングル(15x15 t=1.5) <ホームセンター>
タミヤのプーリー(S)セット <通販>
M3の六角穴付きボルト(半ネジ) <ホームセンター>
釣り糸 <釣り具屋> 2作目から継承
オモリ 2作目から継承
壁取り付けようL金具 2作目から継承

工具

一部職場から借用

ドリルとφ2.5のドリル歯
ニブラー (金ノコとヤスリでも可)
M3タップとホルダー (貫通穴にしてナットでも可)
ドライバーとレンチ(ラジオペンチ可)

連休中に作業終了予定でしたが、タップホルダーを借り忘れて、先日完成!

初期性能

期待した通りの動作をしてくれます。
ユックリ閉まって最後にカ・ッ・チャと言う感じ、理想的です。

半ネジの丸棒部分が少し長過ぎて、軸方向に1mm程遊びがあるせいか、プーリーが回るとカシャカシャと軽やかな音がします。
(ユックリ開閉する分には音がしませんが・・・)
「滑車」なので悪くは無いのですが、フィルム上のものを入れて音を抑えようと思います。

限度はあると思いますが、試した範囲では乱暴に開閉しても釣り糸がプーリーから外れることはありませんでした。

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1/9日 写真を追加しました。
取付金具手前の突出部は切断すべきですが、面倒なのでそのまま使っています。

課題

模型用のプーリーなので、残る課題は耐久性ですね!
半ネジの丸棒と樹脂製軸受けでどれだけ持つか、楽しみです。

センサー?

プーリーの回転を検出するセンサーを付けて、ドアの開閉を記録したら面白いかな?開き角で人か猫か推測出来そう。でも電源が要るよな・・・

などと思案中です。


調べてみるとペット対応のドア・クローザーは立派な製品も販売されていますし、様々な手作り品が紹介されていて勉強に成ります。


以上、ご参考まで・・・




出来ればサポート頂けると、嬉しいです。 新しい基板や造形品を作る資金等に使いたいと思います。