
Tinkercad で回路シミュレーション
今更なのですが、AUTODESK Tinkercad の「回路」で遊んでみました。
タイトル画像はマイクで拾った音圧を測定したり、閾値を超えたら○○したりする回路の実験です。
コンポーネントの中にマイクが見当たらなかったので、ファンクションジェネレータ(正弦波 1kHz 1Vp-p DCオフセット2.5V)で代用しました。ダイオードとCRでピークホールドしてLM393で二値化し、閾値以下ならLEDを点灯させています。
抵抗分圧で作った敷居電圧は2.73Vになっています。
ピークホールド前後の波形をオシロに表示させるとダイオードのVf分が観察出来ます。CR定数を変化させて波形を観察可能です。
下図は振幅を大きく(2.5V)してLEDが滅灯している画像です。

LEDが消灯し、電源の出力電流が小さくなりました。
信号振幅を変えた後にじわ~っとLEDが変化しますが、実回路では直ぐに点灯/消灯すると思います。
感想
オペアンプが1つ(741)しかないなど、なんでも出来る訳ではありませんが、手元に電子部品が無い場合などパソコン一台で手軽に試せるのが楽しいです。
操作も直感的で手軽に楽しめます。
PICマイコンなどでは入力用のオペアンプやコンパレータは内蔵のものを使えるので、アナログ部のチョットした確認に使えば良いと思います。
最終的には部品選定の上、ブレッドボード等で確認する必要があるかも知れませんが、その前段階で使ったり初学者の理解を助ける目的で使うことが出来そうです。
数年前からあったようで今更なのですが、インストール不要でWebから登録して直ぐに使えます。Tinkercad で調べると沢山の情報がありました。
今後とも宜しくお願いします。
いいなと思ったら応援しよう!
