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アルゼンチンタンゴの難しさ

他のペアダンスを長年踊ってきたわけだが、アルゼンチンタンゴは難しい。(比べるとサルサはなんと簡単だったことか。)アルゼンチンタンゴは必ず片足重心なので、バランスを取るのも難しいし、重心も下に持ってくるので、バレエのように胸に重心を持ってくる癖があると、そこを直すのも大変だ。男女の組む位置も近いので、間違った姿勢を取るとお互い干渉しあってしまうので、組んで歩くのすら、ままならない。(リードする男性は女性より5倍くらい難しいと思う。)タンゴウォークを身につけるまでにまず年単位の努力が必要だと思う。

サルサだと基本はすぐに踊れるので一回目のレッスンから少し踊っている気分になれるのだが、タンゴは始めは地味な練習が多く、なかなかうまく踊れるようにならないので、かなりの忍耐を必要とする。サルサなどのダンスから流れてきた人はよほどタンゴが面白いと思わない限りすぐやめてしまう人が多い。特にサルサはクラブのレッスンから始めても踊れるようになれるのだがタンゴは難しすぎてちょっとしたワークショップレベルをやったくらいだと身につけるのはまず無理でスタジオレッスンが必要だ。ぶっちゃけは早いのはプライベートレッスンを取ることだと思う。グループレッスンの場合は一緒に習う男性がそこそこ経験があるか、上達が早ければ良いのだかそうでないと、訳が分からず終わる場合が多い。

あとは感覚的なことを伝えるのが非常に難しいので、論理的に説明できる先生とそうでない先生がいると思う。最初にギブアップしたときは、先生が言ってることが理解できなかった。そして、恐らくタンゴの基本を理解できずに終わっていた。

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