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新築物件投資

こんにちは。大家兼不動産屋の廣田です。

今回の記事では、新築物件投資について書いていきます。

新築物件のメリット

一口に投資用の新築物件のと言っても、区分マンションや一棟ものアパート・マンションなどさまざま物件がありますが、一般的なメリットを書いていきます。

家賃を高く設定できる
新築物件の場合、周辺の相場に対して、数パーセント程度高い家賃設定でも入居は確保できます。新築プレミアムと言われています。

修繕費の抑制
新築なので、建物、設備とも新品なので、しばらくの間、壊れたり、故障する可能性が低くなります。また、壊れたり故障しても、建築会社やメーカーの保証期間内であれば、無償で修理してもらえます。

融資条件が良くなる
新築物件の場合、法定耐用年数が最大となるため、融資期間が長く設定でき、場合によっては金利も良い条件が出る場合があります。

新築物件のデメリット

新築物件は、中古物件と比較した場合 高額となります。特に新築の区分マンションの場合特に高くなる傾向があります。物件価格が高くなるので、当然利回りは低めの数値となります。

数年後には

新築物件も購入して数年間は、新築あるいは築浅物件として高い家賃での入居者確保が容易ですが、2~3年後から10年目までは、年1%程度家賃が下落して行きます。10年目以降も家賃は下落するものの下落の度合いは緩やかになります。

経年劣化が住宅賃料に与える影響とその理由/三井住友トラスト基礎研究所 2013年1月16日

売却価格に関しても、新築直後から、販売価格の10~20%下落し、その後、築年数の経過とともに下落して行きます。

まとめ

新築物件は、高い家賃で高い稼働率を期待できるため、魅力的ではありますが、数年経過すると新築物件のメリットは享受できなくなります。

新築物件の購入時に、建築会社や販売会社は、新築時の高く設定された家賃額で収支計算をした事業計画を提示してくるので、家賃額を通常の相場なみになったときにどうなるかを検討するようにしましょう。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今日はこの辺で、次回また。

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