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身銭にを切って経験しないと分からないけど....

こんにちは。大家兼不動産屋の廣田です。

「投資は、実際にやってみることが一番の勉強」と言われますが、不動産投資も同様に、やらないと分からないことがあると思います。しかし、不動産投資を簡単に始めて良いのでしょうか。

株式やFXは

株式やFXは、市場があり、そのデータが公表されているため、実際に資金を投入しなくても、模擬体験ができます。証券会社によっては、模擬体験をするために模擬口座を提供しています。

自分の資金を投入しなくても、投資体験をすることは可能な模擬体験で、その投資の、仕組みやルールを理解することには役立ちます。しかし、実際に資金を投入してやってみないと分からないことも多々あります。

株式投資やFXは、ある程度の仕組みやルールを理解したら、実際に資金を投入して始めた方がよい場合もあります。初期に投入する資金を小額から始めれば、失敗しても、損失は少額で済みます。

不動産投資も模擬体験?

不動産投資は、株式やFXのような、一般に公開された市場がないので、模擬体験をするのは困難です。

「とりあえず、始めてみれば」という訳にはいきません、株式やFXに比べ、最初に必要な資金が大きいため簡単に始めるには、危険すぎます。最初に必要な資金が大きいという意味は、いうまでもありませんが、投資対象の物件価格のことです。

自己資金なしで、フルローンで購入するから、投入する資金がないから大丈夫って考え、不動産投資に関する知識がないままに、物件を購入する人もいます。しかし、この状態で、失敗すると、投入した自己資金が無くても、ローンの残があり、大変なことになりかねません。

物件を売却すれば何とかなる?

「いや、いや、購入した不動産産を売却してローンの残債にあてるから大丈夫だよ」っていう人がいますが、不動産は、株式やFXにような市場があり、毎日取引が行われているものでもないので、現金化に時間がかかります。購入した価格で売却できたとしても、購入経費や税金があるため、手元に残る金額が、売却価格より少なくなります。
また、購入後値上がりをする物件は希少でなので、始めて購入する物件が値上がりすることはほぼありません。

まとめ

不動産投資は、初期にかかる費用が高額になること、換金するの時間がかかる、値上がりが期待できない、など理由で、簡単に始めると、大変な事態を招くことになります。

投資は、実際にやってみることが、一番の勉強です。しかし、不動産投資は始める前には、十分な知識の習得と自己資金の準備は必須です。


最後までお読みいただきありがとうございました。

今日はこの辺で、次回また。

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