賃貸住宅人気設備ランキング
こんにちは。大家兼不動産屋の廣田です。
今日は、全国賃貸住宅新聞の中で気になる記事を紹介します。
全国賃貸住宅新聞とは
全国賃貸住宅新聞は、賃貸住宅に特化した業界紙。毎週月曜日に発行されるが、実際には、前週の土曜に届くことが多い。
不動産関連の業界紙は他にもあるが、賃貸住宅に特化しているのは、この新聞だけで、不動産投資や賃貸経営に関する情報が満載です。
賃貸住宅新聞社が主催する「賃貸住宅フェア」というイベントが東京、大阪他、全国数か所で開催されています。賃貸住宅に関わる様々な業者さんが出店する賃貸住宅業界では一大イベントです。
昨年は、残念ながら中止となりましたが、今年は、9月15、16日、パシフィコ横浜で開催されるようです。(大阪でも開催もあります)
同社は、「家主と地主」という月刊誌も発行しています。こちらも、なかなか面白い内容です。8月号に私のことが掲載されました。
単身者がほしい設備ランキング
7月26日付の全国賃貸住宅新聞は、毎年恒例の管理戸数ランキングですがが、今回気になった記事は、「単身者がほしい設備ランキング」です。
この記事は、SUUMOの運営しているリクルートから、6月23日に発表された、「一人暮らしのシングルに聞いた、住まいの設備ランキング2021」の解説記事です。
一人暮らしのシングルに聞いた 賃貸住宅設備ランキング 2021
男女の違い
記事にも掲載されていましたが、「付いていて当たり前・付いていまいと借りないと思う設備・仕様」の男女別のランキングが気になりました。
男女とも、6位まで設備・仕様はほぼ同じとなっています。そのほかの設備・仕様も男女とも同じようです。しかし、その設備・仕様を選んだ人の比率が、女性の方が高くなっています。
男性7位の「洗浄機能付き便座」が、19.9%なのに対して、女性は、13位なのに、比率は同じ19.9%となっています。
住まいへのこだわりは、女性の方が強いことをデータが裏付けています。
3点ユニットバスはオワコンか
男女とも1となったのは、「バス・トイレ別」です。以前からその傾向はありましたが、3点ユニットバス(浴室とトイレと洗面台が一緒になっている)の物件は、敬遠されるようです。
実際には、3点ユニットバス仕様の物件は、たくさん存在しています。それなりに稼働している物件もあります。女性、70%、男性、60%程度のひとには、敬遠されていますが、男女とも100%ではありません。まだ、30~40%の人が、借りてくれる可能性があるわけです。3点ユニットバスが、絶対にダメと言う訳ではありません。
物件を購入する際に、あえて、3点ユニットバスの物件を購入する必要はありませんが、3点ユニットバスだから、ダメの考えるではなく、価格が安いとか、立地がよいなど、3点ユニットバスのマイナス面をカバーすることができるメリットがあれば、収益物件として購入検討の対象になると思います。
まとめ
今回は、全国賃貸住宅新聞の気になる記事について書いて見ました。不動産投資、賃貸経営に関する情報収集のために、書籍だけではなく、「全国賃貸住宅新聞」や「家主と地主」のような、新聞、雑誌もよいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
今日はこの辺で、次回また。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?