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ゆでガエル

こんにちは。大家兼不動産屋の廣田です。

今回の記事では、ゆでガエルのお話です。

ゆでガエル

ゆでガエル理論とか、ゆでガエルの法則といわれていますが、どのような話かご存知でしょうか?

カエルを沸騰したお湯の入った鍋に入れると熱さで逃げ出しますが、水の入った鍋にカエルを入れと逃げ出しません。その鍋を火にかけけて、徐々に水温を上げていくと、カエルは温度の変化に気づかす、いずれ茹で上がり死んでしまうという、お話です。

環境の変化に気づかず、現状維持ままでいると、いずれ致命傷を負ってしまいとい教訓として語られます。

気づかず鍋に飛び込む

不動産投資も、ゆでガエルと同じようなことが起きています。販売会社の甘いセールストークを鵜呑みにして、鍋に飛び込む(物件を購入する)と、最初は快適な温度だったものが、いずれ沸騰した致命傷を負っていまうということが起きています。

鍋には蓋が

家賃収入よりも、ローンの返済額のほうが高く、毎月自己資金を投入してる人もいます。これは、カエルの話に例えると、鍋の中水の温度が、すでに高くなっている状態で、飛び込んでいるようなものです。

このような場合は、物件の売却額とローンの残債の関係で、自己資金がないと物件が売却できないケースが殆んどです。カエルでいえば、鍋に蓋がされた状態です。気がついて逃げ出すためには、鍋の蓋を持ち上げる力(自己資金)が必要になります。

不動産投資は右肩下がり

不動産投資は右肩下がりのビジネスモデルです。詳しくは過去の記事を見てください。

不動産投資は、物件を購入したままだと、ゆでガエルのように、最初は適温だった水温もいずれ高温になっていきます。

まとめ

不動産投資をゆでガエル理論に当て嵌めてみました。

不動産投資を始めることは、火にかけられた水の入って鍋が飛び込みようなものです。最初は適温かも知れませんが、いずれ温度は上がっていきます。

鍋を加熱している火は、ローンを完済すれば弱くなりますが、それまでの高温の耐えられるかが問題です。
割高な価格での物件購入は、すでに水温が上がった鍋に飛び込むようなものです。また、物件価格に対するローンの比率が高いと、蓋付きの鍋に飛び込むようなものです。

不動産投資を始めるときは、ゆでガエルにならないように、水の温度、火加減、鍋の蓋に注意しましょう。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今日はこの辺で、次回また。


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