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収入を増やす⓶ ~キャッシュフロー改善~
こんにちは。大家兼不動産屋の廣田です。
今回は、前回の記事の引き続き、「収入を増やす」について書いていきます。
稼働率を上げる
物件の稼働率を上げるのは、収入を上げる方法の中で、実行しやす方法だと思います。
空室は、入居者さんの都合で発生するため、避けることが難しくなります。だから、空室対策が重要になります。
空室対策
空室対策は、空室の原因である退去を避けるため、入居期間の長期化を狙うものと、空室への入居促進を図るものの、2種類の空室対策があります。
空室対策には、必殺技はなく、様々な対策を実行することが、大切です。具体的な空室対策に関しては、下記のマガジンを見てください。
原状回復工事期間の短縮化
入居者さんの退去後に、原状回復工事を実施します。当然、この工事期間中は入居することができませんし、内見できない訳ではありませんが、完全とはいえません。原状回復工事の期間をできれば、稼働率アップになります。短縮できたとしても数日間です。しかし、こうした小さな積み重ねが、大切です。
定期借家契約
居住用以外に物件であれば、定期借家契約を締結することとで、稼働期間があらかじめ確定します。契約終了の次回がはっきりしていれば、次の入居者を募集する準備が可能になります。
家賃以外の収入
家賃以外収入としては、駐車場収入、自動販売機、ケータイ基地局、看板などがあります。
駐車場
最近、個人で車の所有しない人が増えており、居住用に物件では、駐車場の空きが増えています。そこで、空き駐車場を、時間貸しの駐車場として貸し出すサービスがあります。
akippa、nokisakiparkingなど、空き駐車場のオーナーと駐車場を必要とするひとのマッチングサイトがあり、このようなサービスを利用すると、空き駐車場を稼働させることができます。
駐車場を貸し人と、入居者さんに限定せず、外部に人に貸したりことも収入アップになります。
自動販売機
物件の空きスペースに、自動販売機を設置し、収入を得られます。物件の場所によってかなりの収入になる場合もあります。まて、夜間、自動販売機周辺が明るくなるため、防犯効果も期待できます。
しかし、空き缶や、ペットボトルが散らかるなどの、デメリットもあるので運用上の注意が必要です。
ケータイ基地局、看板
物件に、ケータイの基地局や看板をすることにより、収入を得ることができます。物件の立地や構造による制約があり、すべての物件で出来ることではありません。
まとめ
物件の購入は、資金が必要なのと、時間がかかります。また、家賃アップは、難易度は高くなっています。収入アップの方法の中で、実行しやすいのは、稼働率を上げることだと思います。稼働率アップは即効性があるのと、低予算でも、実行可能なことが、多いためにです。
収入アップするために、物件を購入したり、リフォーム工事を実施したりすると、新たに資金の投入が必要になります。当然ですが、投入する資金とアップする収入のバランスを考えて進めることが大切です。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今日はこの辺で、次回また。