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賃貸住宅 設備人気ランキング2021

こんにちは。大家兼不動産屋の廣田です。

10/18付全国賃貸住宅新聞に「入居者に人気の設備ランキング2021」が掲載されました。そこで今回の記事では、人気設備ランキングのついて書いて行きます。

人気設備ランキング

毎年10月、全国賃貸住宅新聞に掲載される「入居者に人気の設備ランキング」は、不動産会社への調査によるランキングです。

「この設備があれば周辺相場より家賃が高くて決まる」と「この設備はないと決まらない」の2種類を各々単身向け、ファミリー向けに訳、計4種類のランキングが掲載されています。

「この設備があれば周辺相場より家賃が高くて決まる」

このランキングは、物件のバリューアップの効果のあるランキングと考えられます。

相変わらず、インターネット無料が単身向け、ファミリー向け共に1位で、6年連続だそうです。インターネット回線は、スマホの普及もあり、必須に設備なり、毎月数千円円程度の費用負担をしているため、インターネット無料は入居者さんにメリットが大きく1位が納得できます。

注目したいのが、単身用の4位に入った「高速インターネット」です。1位の「インターネット無料」と合わせて考えると、インターネット設備が完備されてるだけではなく、設備のスペックを重視しているためと考えられます。

「宅配ボックス」引き続き人気ので設備なっています。宅配ボックスのメーカーから、いろいろなサイズの製品や雨のかかる場所に設置可能なタイプが発売され、選択肢が増えていると思います

「この設備はないと決まらない」

このランキングは、設備の標準ラインである考えています。購入する物件を選定するのにも役立つと思います。

「室内洗濯機置き場」が、単身向け1位、ファミリー2位となっています。室内洗濯機置き場は、標準的な設備となっているようです。

「ガスコンロ」(単身10位、ファミリー8位)、「備え付け照明」(単身8位)は、少額な投資で設置可能なので、空室対策としても、ぜひ実行すべきと思います。

人気設備ランキングで空室対策になるか?

毎年発表される人気設備のランキングは、空室対策として、物件のリフォームの参考なると思います。しかし、すべての設備を導入すれば、かなりコストアップとなってしまいます。まして、すべての設備導入しないと入居者決まれない訳ではでありません。

人気設備を導入することも空室対策の一つではあると思います。しかし、人人気設備の導入は、空室対策の要素の一つです。人気設備を導入しても、外観がボロボロだったり、周辺相場とかけ離れた家賃設定だと、人気設備の効果なく入居者が決まらないと思います。

まとめ

人気設備ランキングは、不動産投資や賃貸経営をする上では、参考になるランキングなので、毎年注目しています。全国賃貸新聞社以外にも、リクルートなどからも似たような設備ランキングが発表されています。

上位にランキングされている人気設備を、自分の物件に導入して効果があるかとは限りません。また、設備導入は、コストがかかるため、自分の物件のコンセプトの照らし、効果があるかを判断することが大切です。


最後までお読みいただきありがとうございました。

今日はこの辺で、次回また。




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