管理会社の収益源
こんにちは。大家兼不動産屋の廣田です。
以前の記事で、管理会社管理手数料についてかきましたが、今回の記事では、管理手数料も含め管理会社の収益源について書きます。
管理手数料
管理手数料は、毎月安定的に入ってくる収益です。管理手数料は、家賃の3~7%が相場です。管理物件の家賃単価と管理戸数で売上高は決まってきます。
管理手数料は、家賃額の比率できまるので、家賃が高い方が管理会社の収益は上がりますが、空室の場合管理手数料が取れないので、家賃を下げて入居者を確保します。家賃を値上げするよりも、管理戸数を増やすことに注力する傾向があります。
新規契約・契約更新
新規の入居者を決まって時には、業務手数料なども名目で、家賃の1カ月分程度請求します。入居者の募集、入居審査、契約書の作成などのコストをカバーするために請求します。
契約更新時には、入居者さんから支払われた、1か月分程度の更新料の2分1を更新事務手数料として管理会社が取得します。契約更新の手続き手間をカバーしていきます。
サービス提供の手数料
入居者さんの火災保険契約や家賃債務保証会社への委託契約を取り扱うと、管理会社に火災保険会社や家賃債務保証会社から手数料を受領します。
大家さんが加入する火災保険に契約を取り扱い手数料を稼ぐこともあります。
リフォーム工事
退去時の、原状回復工事や、建物や設備の修繕を管理会社に依頼した場合、管理会社は、工事費や修繕費に管理会社の手数料を加算して大家さんに請求しします。
リフォーム工事を請け負った場合は、大家さんの手間が最小限にないように、リフォーム業者との交渉を進めます。
物件の売買
管理会社と大家さんとの付き合いの度合いにもよりますが、大家さんの所有物件の売買の依頼されることがあります。売買が成立した場合は、仲介手数料を稼ぐことができます。
物件の売買手数料は、大きな金額になりますので、管理会社としては、依頼を受けたいと思います。売買の依頼を受けるためには、大家さんとの関係づくりが重要になります。
まとめ
管理会社は、管理手数料の他にも、様々な収益源があります。様々な収益がんがあるから、「管理手数料を値切ることができる」と言いたい訳ではありません。
管理会社は、営利企業なので、当然 収益がより上がる方向に行動します。管理会社の収益源を知る事は、管理会社の行動を理解することに役立つと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
今日はこの辺で、次回また。
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